アイコン 旭化成 約3000棟のすべてのデータを調査へ 旭化成建材の杭打ち工事分

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旭化成は15日、三井不動産が、横浜都筑区で販売した「パークシ ティLaLa横浜」の1棟が、施工不良によって傾いている問題で、子会社の旭化成建材が、問題となった杭工事を請け負って、施工データを転用するなどして いたと発表、工事を行った全国のマンションや施設、総数約3000棟について、保管している全てのデータの調査を行うことを表明した。

このマンションでは、建物を支える、杭の一部が、強固な地盤に達していないなどの欠陥が明らかになっていて、横浜市は今後、会社側にくわしく説明を求めることにしている。

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この問題は、三井不動産グループが販売した、横浜市都筑区の大型マンションのうち、1棟で、傾きが起きているもの。建物の52本のくいのうち、6本のくいが、地盤の強固な「支持層」にまで届いておらず、2本についても、打ち込まれた長さが不十分であることがわかっている。また、52本のくいのうち、10本で、データの転用や加筆があったとことも判明している。

横浜市は、建築基準法に違反する可能性もあるとみて、会社側に報告を求める方針で、施工した三井住友建設は、建て替えの可能性も視野に、横浜市と協議しながら、早い段階で判断したいとしている。

一方、旭化成は、子会社の旭化成建材が、問題となった、杭工事を請け負って、施工データを転用するなどしていたと発表した。旭化成では、建物の補強・改修などに要する費用は、子会社が全額負担すると表明している。
以上、
建替となると、移転費用、移転先の負担、解体工事、建替費用、慰謝料など50億円から70億円くらいはかかるだろう。
やはり、旭化成の動きは早い。それにしても子会社の旭化成建材になるといいころ加減過ぎる。
東洋ゴムのように、問題案件が次から次に噴出することがないように祈ろう。

[ 2015年10月15日 ]
 

 

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