アイコン ロシア巡航ミサイル26発 アメリカに変わってシリアでやりたい放題

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ウクライナ問題でアメリカが経済制裁するなどして孤立したロシアは7日、シリ ア領の過激派組織「イスラム国」に対する攻撃で、従来の空爆に加え、カスピ海から巡航ミサイル26発を発射したと明らかにした。また、シリア人権監視団 (英国)によると、アサド政権側の地上部隊が同日、ロシア軍の空爆と連携し、反体制派への大規模攻撃を実施した。ロシアが巡航ミサイルを実戦で使用したの は初めて。
 監視団代表は、9月末のロシアによる空爆開始以降、シリアとロシアによる初の大規模な合同作戦だとの見方を示した。これまで反体制派に押されていたアサド政権が、ロシアの強力な軍事支援を得て攻勢に出ている。
 以上、

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孤立したロシアは怖いものなし、アメリカのオバマのへっぴり腰政策の間に、シリア・イランのほかイラクとも漁夫の利的に関係強化を図っている。
もう監視団の必要性もないだろうが、監視団そのものがロシアの巡航ミサイルにやられる可能性すらある。オバマがいくら口でなんと言っても怖いものなしの実力行使者には対応できない。

ロシア参戦で、シリア難民がさらに急激に増加するのは必至。欧州はどうするのだろうか。
アフガンでは米軍が、病院側から事前に位置情報を何回も伝えられ、厳重に注意するよう要請を受けていたにもかかわらず、「国境なき医師団の病院」を空爆して建物を破壊、医師らが大勢死亡している。こうした問題は、誤爆・ミスではなく、米軍から、戦争とはそういうものだとの回答を突きつけられたものだった。米政府は、いつものゴメンナサイで済まし、何回でも同じことを繰り返す。
イエメンでは、サウジ軍が結婚式会場を空爆して百数十人が死亡している。アラブの王様から謝罪の一言もない。サウジのメッカでは最近、巡礼者たちが、クレーンが倒れ下敷きになり107人が死亡、また、巡礼中将棋倒しになり717人が死亡するなどしており、それに比べれば少ないと見ているのだろうか。為政者たちは何かが狂ってきている。

<シリア国内>
●シリア政府の敵は、アメリカ、有志国(英仏豪+アラブ有志国)、自由シリア軍、IS、アルカイダ、クルド武装兵
●ISの敵は、アメリカ、イラク軍、イラン軍、有志国(英仏豪トルコ+アラブ有志国)、ロシア、自由シリア軍、シリア政府軍、ヒズボラ、アルカイダ、クルド武装兵
●自由シリア軍の敵は、シリア政府軍、ロシア、ヒズボラ、IS、アルカイダ
●クルド人の敵は、IS、トルコ軍、(シリア政府軍、ロシア、IS、アルカイダ)
もうぐちゃぐちゃ。
これら関係国の軍需企業はシリア特需に儲かって笑いが止まらないことだろう。
 

[ 2015年10月 8日 ]
 

 

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