アイコン トルコ シリアのクルド人支配地を空爆 もうごちゃごちゃ イラク・シリア内戦の経緯

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トルコとクルド人の内戦の様相拡大
ISがトルコで爆弾テロ⇒ トルコ軍がISとクルド陣地の双方を空爆、⇒クルド人組織がトルコ北部でトルコ軍の車列を爆弾攻撃、トルコ兵2人死亡 ⇒トルコ軍シリアのクルド人陣地に対し連日の空爆と地上部隊投入。

シ リア北部アレッポ(Aleppo)県で、クルド人民兵部隊「クルド人民防衛部隊(Kurdish People's Protection Units、YPG)」の支配下にある村が、トルコ軍の戦車による夜間の砲撃を受け、YPGと同盟関係にある組織の戦闘員少なくとも4人が負傷した。 YPGと非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」が27日、明らかにした。

トルコは砲撃に先立つ26日、シリアのイスラム過激派組織「イスラム国」や、トルコ政府が「テロリスト」とみなしているクルド人武装組織「クルド労働者党(PKK)」のイラク北部の拠点を空爆していた。
砲撃を受けた Zur Maghar村は、トルコとの国境沿いに位置し、ISの制圧下にあるジャラブルス(Jarabulus)の東方にある。
シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラフマン代表によれば、今回の砲撃はシリア内のクルド人支配地域へのトルコ軍の攻撃としては、シリア内戦が始まって以来最も本格的なものとみられるという。
トルコは最近、シリアでのIS空爆を開始し、国内でもISに共鳴する人々の一斉摘発を実施した一方で、シリアのクルド人組織YPGと密接な関係にあるPKKも標的としている。
 
トルコ政府はPKKを「テロ組織」とみなしており、この数日間、イラク北部のPKK拠点に2011年8月以来となる激しい空爆を行っている。
これまで、クルド人反政府勢力対策からISと密約を交わしていたものの、ISがトルコで初めて自爆攻撃、トルコは反撃に出たものの、ISではなく、ISと軍事的に対立しているクルド人陣地を攻撃している。トルコはISのワナに嵌ったようである。
当然、トルコは、クルド人武装組織がISと戦おうが関係なく、その組織拡大を一番懸念していた問題でもあった。
先日も記載したように、現在のクルド人武装組織にはISと戦うため、大量の武器がアメリカおよび有志国から供与されており、これまでの武装組織とは異なり、2012年から実質停戦で沈静化していたトルコ領内でのテロ活動が、再び活発化する恐れが非常に高くなったといえる。

トルコ観光では、こうしたテロに遭遇する可能性が否定できなくなってきている。過去、クルド人武装組織は、イスタンブールの2ヶ所のホテルの爆破事件や誘拐事件を引き起こし、実質停戦に至る2012年までに約3万人が犠牲になったとされる。
 ルーツのケニア訪問中のアメリカの首長も困ったものだと頭を抱えているに違いない。

<ぐちゃぐちゃのイラク・シリア戦線>
アメリカがフセインイラク政権(スンニ派)を大嫌い刑を発動して崩壊させる、
アメリカ管理下、イラク内で少数のスンニ派と多数のシーア派が対立、
イランシーア派がイラクシーア派に参戦、
アメリカ、イラク統治が面倒くさくなり撤退
宗教外のシリアで政府軍と反政府勢力との内戦開始(米CIAシリア政権に対して嫌い刑発動)
シリア反政府組織、アメリカ・有志国から武器大量受領
シリア反政府組織にアルカイダ参戦、
シリア反政府組織間で対立抗争、参戦したアルカイダから最凶のIS独立、
IS、イラクやシリアのスンニ派及び旧フセイン政権の旧政府軍(スンニ派)を大糾合、
IS、イラク第2の都市の軍事施設襲撃、イラク軍我先に逃げ出し未曾有の武器無傷で取得、
IS、イラク政府・シリア政府・クルド人と各地で対立、
アメリカと有志国、IS陣地を大空爆開始
ISと対立するシーア派のイラク政府軍にイラン軍事組織参戦(米国容認),
IS、トルコで自爆テロ
トルコ、ISとクルド人陣地空爆、

アフガンがグチャグチャのまま、シリア・イラクがこうしてグチャグチャ、イエメンがグチャグチャ、北アフリカではアラブの春が過ぎ、いきなり冬になり各国ガチャガチャ、中央アフリカ地帯もガチャガチャ。リビアは、欧米から大嫌い刑を発動されたものの、欧米は統治せず、政権崩壊のまま内戦状態が続いている。
ロシアはウクライナ問題を機に欧米から大嫌い刑を発動されたが、軍事大国で反政府勢力がないため、経済制裁という軍事と異なる大嫌い刑を発動されている。
今度はどこの国が欧米から大嫌い刑を発動されるのだろうか。
もうすぐすれば、日本も軍事的に大嫌い刑を執行する側に立つ。

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[ 2015年7月28日 ]
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