次いで人気が高いのは文房具。

特に人気なのは消せるボールペンと品質の高いノート。日本の文房具は性能や機能だけでなくデザイン性も高いことから、中国で若い女性に人気が高く、新学期の始まった9月から間もないこともあって、文房具の需要が高まったという。

また、年間２０００万台以上売れる中国の自動車市場、その関連グッズも人気が集まっているという。
車内で使う芳香剤は日本で買うと300円程度だが、中国で同じ物を買うと1200円ほどもする。多くの観光客が「価格は安いし、品質も素晴らしい上、かわいらしいデザインが良い」と話している。
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日本で一般購入できる頭痛薬やかぜ薬、絆創膏に至るまで中国では神薬認定されているが、中国では医者にかからなければこうした薬剤はもらえず、日本の医薬品はその効果と安全性から売れているという。その購入者は女性たち、向かうは自らのダイエット食品、やはり効能と安全面から人気化しているという。

文房具、５万から１０万円もするランドセルが売れていたが、現在はどうであろうか。大型連休には、特に消せるボールペンが売れたという。当品はPILOTが開発した優れものだが、フランスでも人気化しており、デザインの豊富さから訪日する人もいるという。中国観光客にも人気化しているようだ。ただ、文房具全般、日本製もしくは日本の有名メーカー製の文房具を購入しなければ、品質に問題が生じることもある。

カー用品は、芳香剤にとどまらず広がりを見せる可能性が高い分野だ。
最近中国ではＳＵＶが爆発的に売れており、今年は１～９月までにSUVの販売台数は前年同期間比46.7％増の408万台も売れている(日本の昨年1年間の自動車総販売台数は556万台)
中国では１０～１１月がアウトドアシーズンのため、カー用品やアウトドア用品の人気が高まっているが、日本で購入する客も増加していくものと見られる。
どこの国の人でも愛車は大切、特にSUVは自分好みにする人も多い。日本のアウトドア商品やカーアクセサリーの開発業者は、そうした中国客を満足させる商品開発と販売チャンネルの確立が望まれよう。こうした分野の会社が中国へ進出していたが、クレームの山で早期に撤退していた。日本で販売すれば、物さえ問題なければ、そうした心配は要らない。

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ネット販売業者も中国人観光客相手にネット販売したらいかがだろうか。ホテルや旅館、観光業者と連携すればできる。日本を離れる前日までに、指定の滞在先に送り届けることが可能で２日あればできる。免税手続きも空港や港湾で購入者にしてもらえばよい。当然、クレジットの事前決済のみの受付だ。
いずれアスクルなどが行うかもしれないが、早い者勝ちだろう。ノウハウの蓄積も大事だ。すでに訪日客の荷物の次の訪問地への配送は始まっている。