アイコン 中国、大気汚染の深刻な季節到来 韓国機引き返す

スポンサード リンク

2015年11月10日午後2時50分、韓国・清州発ハルビン行きのイースター航空機は144人を乗せて予定通り離陸した。しかし、到着地の中国・ハルビン太平国際空港がスモッグで視界不良のため着陸できず、同日午後9時40分に清州空港に帰着した。
2015年11月9日、中国東北地方では暖房用スチームの供給が始まり、微小粒子状物質PM2.5が急増し、街中は灰色がかったスモッグに覆われた。

同様の大気汚染は北京市や山東省、江蘇省でも発生し、今後さらに多くの都市が大気汚染に見舞われるとみられている。
中国の環境保護部門によると、全国20省104都市の空気が重度の汚染に見舞われ、大気汚染により各地のランドマークは目視できないほどに見通しが悪くなった。

中国では、石炭を燃焼させて集中暖房用のスチームを造りだしており、そのボイラーにPM発生を強力に減少させる触媒などの設備がなされておらず燃やし放題。当然、硫黄酸化物など有害物質がPM微粒子として中国の主要都市どころか韓国や日本を襲っている。現実には、世界の大気を悪化させている。
 中央政府は毎年、大気汚染対策を声を大にして伝えているが、外国向けの口先だけであり、経済優先策による、ヤル気のなさの現実がすでに10年以上深刻な大気汚染情況を続けさせている。

 日本では、大気汚染の現在の状況と今後のシュミレーションが見られる(九州大学作成および管理)。
内陸部の湖北南省武漢市当たりを中心に大気は周囲に拡散させながら中国を回っているようだ。

ページを開け左の予測動画クリック
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html

上海シンボルのTV塔が微かに見える。
上海シンボルのTV塔が微かに見える。

[ 2015年11月13日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
道理そこのけ 道路屋さんたちが通る。(11/13 08:51) 2015:11:13:08:51:34
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ