アイコン 「東芝の巨額粉飾問題」 新日本監査法人を処分へ

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不正会計問題のあった東芝を担当した新日本監査法人に対し、金融庁が公認会計士法に基づく業務改善命令を含む行政処分の検討に入る見通しとなった。関係者が19日明らかにした。公認会計士・監査審査会が早ければ年内に処分勧告し、判断する方向だ。
 監査審査会は9月から新日本に立ち入り検査を始めた。監査法人の態勢整備に問題があり、東芝の経営陣に対し、会計上の不審点を十分に追及できなかった可能性があるとみて調べている。

 新日本監査法人は、オリンパスの損失隠し事件で会計監査に不備があったとして、2012年にあずさ監査法人とともに業務改善命令を受けている。
オリンパスの監査法人であったあずさ監査法人、オリンパスから煩がられ、新日本監査法人に鞍替えさせられた。その引継ぎで、あずさは会計上の粉飾疑惑を抱きながら、その疑惑を新日本に引き継がなかったとされる。

<監査法人は相手あっての監査法人>飯を食うにはある程度・・・・
監査法人も企業からお金をもらって生活しており、監査をしっかり行えば、すねに傷を持つオリンパスのような企業からは、監査契約を打ち切られる。お飯の食い上げになることから、ヨシナにということになる。また、製造業など海外取引が多い中、中国子会社の取引などは中国語で掲載されている分も多く、理解できない監査法人も多く、企業が粉飾の巣窟にしているケースもある。また、英文が理解できなければ、公認会計士の資格は国内取引会社のみに限定するしかない。
今回の中間決算でも多くの企業が監査法人を変更している。大手から小規模監査法人に変わった場合は、その上場企業には何かあると見たほうが正解だろう。
公認会計士の仕事は幅が広く、監査企業の専門性も理解する必要があり非常に難しい。しかし、公認会計士の免許を持ったところで安給与のデッチ奉公からスタート、仕事ばかり忙しいばかりか責任も重い。社員・代表社員になるまでが大変だ。そうしたことから、今や公認会計士のなり手もなくなってきている。
昔の公認会計士の先生方は、相手企業の社長らとゴルフ三昧、しかし、今やそんな余裕はない。昔はゴルフ三昧の本を発行した大先生もいたほどだった。
 監査法人は、最大だった中央新光が問題ばかり起こし国から解体させられ、新日本監査法人が一番大きくなっている。あずさが2番手、トーマツが3番手で、後は小さい。
 

[ 2015年11月19日 ]
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