アイコン 7~9月のGDP改定値大幅上方修正し年1.0%増 速報▲0.8減を改定

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内閣府が8日に発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP)2次速報値は、1次速報値から上方修正となった。前期比はプラス0.3%(1次速報値▲0.2%)、年率換算ではプラス1.0%(同▲0.8%)。設備投資が大幅に上方修正されたことなどが全体を押し上げた。
1次速報でマイナスだったのが2次速報でプラスに転じたのは、2012年10~12月期以来となる。

設備投資は、財務省が1日発表した7~9月期の法人企業統計を反映させた結果、1次速報の▲1.3%減からプラス0.6%増へと引き上げられた。業種では卸小売業や建設業などが寄与した。

在庫投資は▲0.5%減から▲0.2%減となった。企業が在庫を積み増すペースが減速した格好で、統計上は1次速報と比べマイナスの寄与度が縮小した。
一方、個人消費は0.5%から0.4%へとやや下振れした。業種別では自動車や衣服が下方修正の要因だった。

7~9月GDP改定値
 
速報値
改定値
GDP
-0.2
0.3
 GDP年率換算値
-0.8
1.0
国内需要
-0.3
0.1
  民間需要
-0.3
0.1
    消費支出
0.5
0.4
    住宅投資
1.9
2.0
    設備投資
-1.3
0.6
  公的需要
0.2
-0.1
  輸出
2.6
2.7
  輸入
1.7
1.7
 
大幅改定は法人企業統計を反映させたものだが、企業への申告資料であり精度は乏しい。
[ 2015年12月 8日 ]
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