アイコン 中国の国営ケムチャイナ 農薬のスイス・シンジェンタを5兆円で買収へ

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中国国有化学大手の中国化工集団(ケムチャイナ)は、スイスの農薬バイオ大手のシンジェンタを焼く430億スイスフラン(約420億ドル/5兆円)で買収交渉を行い、合意間じかにあることを関係者が明らかにしたとロイターが報じている。

シンジェンタ(Syngenta AG)は、スイスに本拠地を置く多国籍企業。
2000年、医薬品世界大手のノバルティスのアグリビジネス部門と英国のゼネカ(現:アストラゼネカ)のアグリケミカル部門が統合して、世界初のアグリビジネスに特化した企業として誕生。

農薬や種子を主力商品とするアグリビジネスを展開している。農薬業界で世界最大手。種苗業界では、モンサント、デュポンに次ぐ世界第3位。
2012年度の売上高は約142.02億ドルであり、世界90ヶ国以上に27000人を越える従業員を抱えている。スイス証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場している。日本法人はシンジェンタジャパン株式会社(東京都)。
以上、

なお、アメリカのモンサントもシンジェンタを400億ドルで過去2度買収しようとしたが失敗していた。

海外の企業による中国の国営企業の買収は不可能だが、中国の国営企業が国家戦略に基づき海外の超大手企業を買収するのは可能だ。NYに上場している中国企業の株をいくら購入しても、中国企業は買収できない。当然、TOBをかけても中国企業そのものは買収できない。買収できないようにワンクッション会社が入っている。

アメリカが中国を資本主義社会に組み込むための国家政略として、そうした上場を可能としている。その見返りが中国のやりたい放題の金にモノを言わせた覇権主義の軍事力行使となっている。・・・なんと歪なことか。何でもありのアメリカだぁ。

 

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[ 2016年2月 3日 ]

 

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