アイコン 中国ではスター・ウォーズ カンフー・パンダ3に完敗 フォース覚醒せず

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中国映画業界は今年に入って引き続き好調ぶりを見せています。この1月、映画興行収入は38億4800万元で、前年同期より47.72%増加している。
 旧暦のお正月や、冬休みの到来に伴い、アニメ映画は人気を博している。
『証券日報』の統計によると、1月にアニメ映画の興行成績は8億3000元で、全体の21.57%を占めている。

 1週間の長期休暇がある旧正月(2月8日)の春節、映画『美人魚(マーメイド)』、『三打白骨精(The Monkey King 2)』、『マカオ風雲3(From Vegas to Macau) 3』が一挙に公開され、その日の興行収入は2億元を突破する可能性があると予測されている。

このように、1月9日中国で上映開始された「スターウォーズ・フォースの覚醒」は、前評判もあり最高の出だしを切ったものの、4週続かず激落している。

 

中国では文化の違いから、理解されにくい作品になっているとされているが、ウォルト・ディズニー社では、中国での興行収入の目標を15億元(約1755億円)以上に設定しただけにそのショックも大きいことだろう。

  SW「フォースの覚醒」は、中国版ポスターでは人種差別とも取られる日米とは微妙に異なるポスターを作製し、中国のネットで大批判されるなど、中身が引き 付けられなかった場合、ネット世界で即冷え込む要素を作り上げてしまっていた。ウォルト・ディズニーのポスター制作側に奢り昂ぶりがあったのだろうか。

 春節でスター・ウォーズは覚醒しただろうか、やはり子供を味方に持つカンフー・パンダにはかなわないだろう。
 それに、中国で元々ヒットさせようと企むならば、中華系俳優を主要な人物の一人に起用するなどの芸も必要だったのではなかろうか。

 

中国の興行収入 米映画2作比較  
/万元
スター・ウォーズ
カンフー・パンダ3
週間
順位
興行収入
累計
順位
興行収入
累計
1/4~1/10
1
34,700
34,700
 
 
 
1/11~1/17
1
28,800
63,500
 
 
 
1/18~1/24
1
11,900
75,400
6
4,300
4,300
1/25~1/31
2
5,150
80,550
1
34,000
38,300
・1元は、0.152ドル、17.111円。 上記単位:万元、データ:CRI版
 

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[ 2016年2月13日 ]

 

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