アイコン 1月の中国 輸出額7ヶ月連続の減少 輸入も15ヶ月連続減 景気減速鮮明

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中国の貿易額は、原油価格の暴落だけでは理解できない落ち込みが続いている。
中国の税関当局が15日発表した1月の貿易統計によると、輸出額は1774億ドルで前年同月比▲11.2%減少し、7ヶ月連続の前年割れとなった。
日本や欧米のほか東南アジアなど新興国向けを中心に衣類や液晶パネルなどの取引が落ち込んでいて、世界経済の回復の遅れや、旧正月の連休前に前倒しで昨年12月に取り引きが膨らんだ反動が影響したとみられる。

一方、輸入額は1141億ドルで、原油や鋼材・プラスチックのほか自動車関連の部品の輸入が落ち込んだことなどから、前年同月比▲18.8%の減少となり、15ヶ月連続の前年割れとなった。

中国政府は、自動車を買う際の減税措置(10%⇒5%)や住宅ローンの条件の緩和など景気下支え策を相次いで打ち出しているが、内需の弱さが続いている。

さらに、欧州経済や新興国など世界経済の先行きに不透明感が広がり外需の弱さも目立つなか、輸出輸入ともに減少率が市場の予想を超える2桁の大幅な落ち込みとなったことで、中国経済の減速が貿易の面から鮮明になった。
以上、

こうしたことを受け、また、海外の株価が春節の間に暴落していることもあり、本日の上海総合指数が、大きく値下がりするかと思われたが、やはり、中国は特有の動きに徹し、先週末の欧米株の上昇、東証の大幅値上がりを受け、▲1%台の値下がりで推移するなど、ほとんど株価に反映されないものとなっている。織り込み済みだとすれば、それはそれで・・・。(日本時間15時33分現在では、なんとまぁ▲0.13%安の2759.78ポイントあたりで推移している)

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[ 2016年2月15日 ]

 

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