中国 巨大海運会社設立 中国遠洋海運集団有限公司
人民日報は、中国遠洋運輸(集団)総公司と中国海運(集団)総公司の中国大手国有船社2社が合併し、中国援用海運集団有限講師が18日上海で設立されたと報じた。
統合後の同集団の総資産は6100億元(1元は約17.3円)、従業員数は11万8千人。運営規模は4つの世界一、6つの世界トップクラスを実現する。人民日報が伝えた。
今回の組織再編は、中央政府による国有企業改革深化の全体戦略、および中央が提唱する「一帯一路(1ベルト、1ロード)」、「海運強国」などの背景により実現したものだという。
改革・再編後、中国遠洋海運集団有限公司の「船隊総合輸送力」、「ばら積み貨物船隊輸送力」、「タンカー輸送力」、「雑貨特殊船隊輸送力」はいずれも世界一となる。このほか、「コンテナ貨物取扱量」、「世界船舶燃料販売量」は世界2位、「コンテナリース規模」は世界3位となり、国際競争における実力も大幅に引き上げられる。
国営企業、最近統合して世界での競争力を高めようとしている。1社にすることは、中央政府のコントロールは効こうが、国内での競争力がなくなってしまう。それも13億人も住んでいる国で、国土も広いにもかかわらずだ。競争力は守銭奴国家であり心配ない、技術開発、ビジネス開発はウイルスにより海外企業から盗めばよい。・・・とでもしているのかもしれない。
結果的に低価格により世界経済の混乱をきたす原因ともなる。こうした巨大企業を作るより、経済低下、過剰生産の産業の企業を整理淘汰させることが今の中国にとった第一優先であろう。、すでに、石油製品や鉄鋼製品は東南アジアをはじめ世界中で中国製品が荒らしまわっている。
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