アイコン 韓国政府 THAAD導入 ソウル射程外の南部に設置検討 中国様に配慮

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韓国政府は、これまで北朝鮮のミサイルに対して、迎撃できるミサイルを保有していないにもかかわらず、何年かかっても完成しない自主開発ミサイルとPAC2(高度射程15000m)という目標物近くで爆発させる対戦闘機用ミサイルしか持ち合わせていない。
万が一を考慮し駐留米軍から要請されているTHAADミサイル設置については、中国様から猛反対され、長い間躊躇していた。しかし、2月7日の北朝鮮のミ サイルロケット発射に急遽、正式に設置を検討しだした。しかし、ここでも中国様からイチャモンつけられ、首都ソウルも射程距離に入らない朝鮮半島南部の大 邸近郊に配備する計画だと韓国紙は12日次のように報じている。 

韓国政府が、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備候補地として、南東部・慶尚北道の1ヶ所を検討していることが分かった。
中国の反発を考慮した格好だが、首都圏防衛が手薄になり、防衛能力を有効に発揮できないのではないかとの懸念も生じている。
 韓国政府関係者は11日、「軍事的側面から見れば、(米軍基地がある)京畿道平沢市付近に配備すべきだ」としながらも、「中国の目と鼻の先にある西海岸の都市にTHAADを配備することはできず、慶尚北道への配備を検討している」と述べた。

慶尚北道には大邱(キャンプウォーカー)、倭館(キャンプキャロル)などの米軍基地がある。
 THAADの最大射程距離は200~250キロメートル。迎撃高度は40-150キロメートルとされる。
しかし、大邱などからソウルまでの距離は200キロメートルを超える。慶尚北道にTHAADを配備しても、ソウルや首都圏北部全体の防衛はできないことになる。
また、米軍基地の外に新たな用地を造成する場合、慶尚北道には山岳地帯が多いため、THAADのレーダー探知にも一部制約が生じかねないという。

ソウルの竜山米軍基地が移転する平沢(キャンプハンフリーズ)と米軍の烏山空軍基地は在韓米軍の重要地域。こうした地域の防衛に制約が生じるTHAAD配備には米国が同意しない可能性があると指摘されている。
 韓国では中国様のご機嫌取りに終始し、日本が保有している高高度迎撃直撃ミサイルPAC3も保有していない。
 韓国マスコミは、北朝鮮のミサイルロケット発射で、手のひらを返したように、THAAD導入を好意的に掲載している。今までは導入拒否の圧力団体に徹し、国民を洗脳していた。

 

THAAD=終末高高度防衛ミサイル
開発期間
1987
製造業者
ロッキード・マーティン
製造期間
2008年-現在
重量
900kg(発射重量)
全長
6.17m
弾体直径
0.37m
有効射程
200km
弾頭
運動エネルギー弾
(KKV:Kinetic Kill Vehicle)
信管
直撃
推進薬
1段式固体ロケット
射高
40-150km
誘導方式
慣性誘導+アップデート(中途航程)
赤外線誘導(終末航程)
操舵方式
TVC+サイドスラスタ

 

[ 2016年2月12日 ]
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