アイコン 英居住ビザ84%も激減 原因はマネーロンダリングの中国か

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AIIBに欧州勢で最初に参加表明したのは、中国からの投資を夢見た英国であった。

英国居住を許可する査証(ビザ)の発行を受けた富裕層の人数は、2015年は前年比▲84%激減した。
英 政府が2014年11月、このビザの取得資格を得るための最低投資額を200万ポンド(約3億1300万円)と、それまでの倍に引き上げたためで、さら に、腐敗を監視する非営利団体のトランスペアランシー・インターナショナルU.K.によると、マネーロンダリング(資金洗浄)防止目的のデューデリジェン ス(資産査定)が新たに必要になったことで、需要を著しく減少させたのではと。
ビザを取得する金持ちの減少は、不動産開発会社に悪いニュース。不動産コンサルティング会社アーカディスによれば、ロンドンでは向こう10年に2万5000戸を超える高級住宅の建設が計画されているという。
以上、報道参照

2012年のオリンピック景気で沸いたロンドンは、その後も北海油田の資金と中国からの不動産投資で住宅はバブル化していた。

2012年のオリンピック景気で沸いたロンドンは、その後も北海油田の資金と中国からの不動産投資で住宅はバブル化していた。

しかし、今や中国の不動産会社や不動産投資で成功しているのは一握り。成功者たちは、リスクが大きい時代、すでに不動産投資には走っていない。

それも200万ポンドに倍額投資が前提ともなれば、購入者も限られてくる。それに加え、中国は当局がキツネ狩りの一環で、不正資金かどうかのチェックを入れており、個人で海外資産を購入するのは大変な時代となっている。下手に海外資産を個人で購入でもすれば、目をつけられるのが関の山。おまけに、購入先国の英国で、マネーロンダリングやデューデリまで審査対象になればなおさらのこと。マカオのカジノ客が激減しているのと一緒だ。

もう一つの銭持ち国のオイルマネーのアラブの王様一族は、原油価格がここまで下がれば、金は個人的に持っていても心の余裕もなかろう。

 

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[ 2016年3月 1日 ]

 

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