アイコン 2月の中国消費者物価指数(CPI)2.3%増、食品の値上がり、生産のPPIはデフレ顕著

スポンサード リンク

中国国家統計局が10日発表した2月の中国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.3%上昇し、1月の1.8%から伸びが加速した。市場予想の1.9%も上回り、2014年7月以来の高い伸びとなった。
一方、生産者物価指数(PPI)はデフレが続いた。デフレ懸念は、さらなる金融政策の緩和につながる可能性がある。
2月のPPIは、前年比▲4.9%低下し、市場予想と一致した。国内外の需要低迷と一部セクターの過剰生産能力が背景にある。1月は前年比▲5.3%低下していた。

2月のCPI伸び加速は、野菜・豚肉・魚介類などの食品価格の値上がりが主要因となっている。

食品価格は前年比7.3%上昇し、非食品価格は同1.0%上昇した。
中国は今年のCPI上昇率を前年比3%程度に維持することを目指している。昨年のCPI上昇率は1.4%で、政府目標の3%を大きく下回った。
以上、

 これを受け、10日の上海総合指数は午前中、若干(▲1.0%前後)下げて取引されている。やはり、生産者物価指数の大きな落ち込みは痛い。

スポンサード リンク
[ 2016年3月10日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ