アイコン 中国の軍事的一帯一路戦略 ジブチに続き軍港建設か 王毅外相表明

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2016年3月9日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「中国政府、さらなる海外軍事基地建設を示唆」を掲載した。
中国の王毅外交部部長(外相)は8日の記者会見で、アフリカ北東部ジブチに建設されている中国初の海外軍事基地についてコメントした。
現地国の同意の下、中国の利益が集中している地域での拠点建設を試みると発言し、ジブチ以外にも基地建設を進める方針を示唆した。
中国の軍事拡張に周辺国の警戒感が強まっている。
中国は、ジブチの基地について軍事基地ではなく海軍後方勤務保障施設という名称を使い、批判を和らげようとしている。
また王毅外相は、「中国は伝統的大国の拡張路線、強権政治の道を歩むことはない」と強調している。
以上、

覇権主義の最たるもの。

一帯一路戦略は、アジア各国のインフラ整備を進めるというAIIBを創設して世界各国から金を集め整備する一方、軍事的に傘下に納めることを意味している。再びモンゴル帝国=習帝國を構築しようとしている。
今でも内戦が各地で続くアフリカ、その武器の7割が中国製だという。国連・PKO部隊がいくら停戦させようにも、一方でヤレヤレと武器を提供し続けるマッチポンプ国の中国だ。

西沙諸島の米軍睨む地対空・地対艦ミサイル基地、南沙諸島に新たな・・・、インドネシア新政権(中国寄りのメガワティ元大統領の傀儡政権)・タイ軍事政権(一度とった政権、美味しくて手離せなくなっている)・マレーシア巨額汚職政権を手中にし、スリランカでは前首相への賄賂がバレて頓挫したものの、楽園モルディブに軍港建設の動きを活発化させ、パキスタンは大の仲良し、イランには共同使用の軍港を有し、アラビア半島のオーマーンはくどき落とせなかったようだが、アラビア海を臨むアフリカ北東のジブチには軍港建設、ギリシャでは同国最大の港湾の管理権をすでに取得している。

すでにシーレーンの一帯は、着々と軍事支配の構築をはかっている。
ただ、中国習政権にとって、南シナ海の米艦船は邪魔者であり、先日は南シナ海航行の米原子力空母艦隊を、中国の駆逐艦の艦隊が包囲するという事件も発生させている。
西沙諸島はベトナムが過去領有していたもの、ベトナム戦争の隙に実効支配し、今ではミサイル基地にしている。先日、西沙諸島近海で漁をするベトナム漁船を武力攻撃し、漁民11人を一時拘束する事件も発生させている。

一帯の基点を自国領の海南島にするか、実効支配する西沙諸島にするか、フィリピンそばの南沙諸島にするかは、大きな違いが生じる。当然、南沙諸島を軍基地にして、シーレーンを欧州まで拡大させ、監視・実効支配することを目論んでいる。今や中国習王朝は、モンゴル帝国とイスラム帝国を合体させたほどの勢いでローマに迫っている。

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[ 2016年3月10日 ]

 

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