アイコン ES細胞実用化へ加速 研究拠点を全国の大学などへ

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国立成育医療研究センター(東京都)と京都大(京都府)は、再生医療に活用するES細胞(胚性幹細胞)を作製、保管する拠点作りに乗り出した。
2施設は、2年以内に新しい細胞を作り、全国の大学などに分配する。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)と同じ「万能細胞」であるES細胞の実用化を加速させる狙いがある。
ES細胞は、不妊治療で不要になった受精卵の一部を取り出し、培養して作る。目的の細胞に変化させて患部に移植し、失った機能を回復させる。
2施設は、動物実験など基礎研究用のES細胞を作っていたが、日本医療研究開発機構の支援を受け、新たに医療用の細胞を作製する。
ES細胞は、移植を受ける患者と別の人から作られるが、移植しても免疫の拒絶反応が起きにくいタイプをそろえたい考え。
作った細胞は、臨床研究向けに保管し、製造法などの情報管理や遺伝子の分析を行い、安全性を高める。細胞を企業に提供し、製品開発に使ってもらう計画もある。
以上、報道

このES細胞分野は日本は相当たち遅れている。

<スウェーデン幹細胞事件>
2010年、韓国人の母親とカナダ人の父親の間に生まれたハンナ・ウォーレンちゃんは先天的に気道がない「気道発育不全」という難病で長くは生きられないことを宣告された。
2010年4月、ハンナちゃんはスウェーデン・カロリンスカ医科大学胸部外科のパウロ・マッキャリーニ教授の手により幹細胞から作った人工気道移植手術を受けたが、2ヶ月たたずしてこの世を去った。
 ハンナちゃんの手術を担当したマッキャリーニ教授は当時、「奇跡の名医」と呼ばれた。人々は手術が早く行われないことを残念がった。しかし、実は同教授はねつ造と誇張により名声を得たもので、ハンナちゃんが受けたのと同様の手術が成功したことは一度もなかったことが分かった。
カロリンスカ医科大学は(2016年)3月24日、「マッキャリーニ教授に関して調査した結果、深刻な倫理的問題が見つかり、すぐに解雇することにした」と発表した。
以上、韓国報道

受精卵(全能性)からつくられる胚性幹細胞(ES細胞)も幹細胞の一種。

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[ 2016年3月29日 ]

 

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