アイコン 中国のPMI 1.2Pの大幅改善 購買担当者景気指数

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中国の国家統計局が1日発表した3月の製造業のPMI=購買担当者景気指数は、50.2で、前月から1.2ポイント改善し、景気判断の節目となる50を上回って、昨年6月以来の高い水準となった。

特 に大企業での回復が目立ち、生産や新規受注は前の月から2ポイント以上改善していて、中国政府が鉄道や道路といったインフラ事業への財政出動を拡大したこ とや、特定大都市でのマンション販売が好調ななか、不動産開発の投資がいくぶん増えたことなどが背景にあるとみられる。

同時に発表した非製造業PMIも52.7から53.8に上昇した。

一方、マークイットと財新が、中小企業を中心とした3月の製造業のPMIは49.7で、前月から1.7ポイント改善したものの、依然として50を下回っている。

財政出動の恩恵を受けやすい国有の大企業では、生産活動がやや活発になっているが、民間や中小企業への効果は限られている。また、企業間では従業員の余剰感が強く、今後、構造改革が進めば、雇用情勢が悪化する懸念もあり、中国経済の先行きは依然として不透明との見方が大勢を占めている。

1日の上海総合指数は、やっと3000ポイントに回復していたものの再度割れ、12ポイント下落の2987ポイント当たりで推移している。PMIの改善指数に満足しなかったようだ。

 

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[ 2016年4月 1日 ]

 

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