アイコン ベトナム 領海侵犯で中国船を拿捕 やられるばかりで当然のこと

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違法船中国船に襲われるベトナム漁船
 
ベトナム国営紙トイチェーによると、同国の国境警備当局は3月31日、同国北部トンキン湾の領海内で中国船1隻を拿捕した。
中国船の船長(38)は、取り調べに対し、領海侵犯を認めた上で、「周辺で操業する中国漁船に燃料を補給するため、10万リットル以上のディーゼル油を運んでいた」などと説明しているという。
ベトナムが、中国船を摘発するのは異例で、中国側の反発も予想される。
以上、
ベトナムが領有していた西沙諸島の島々は、ベトナム戦争時に中国が進駐し、南ベトナム海軍と衝突、中国海軍が圧勝してベトナム側から武力で取り上げ実効支配した、
今でもベトナムは領有権を主張し争っている西沙諸島ではあるが、実際は中国側が全域完全に私物化してしまい、海軍基地どころか米軍を睨む空軍基地やミサイル基地も設置している。

ベトナムメディアなどによると、中国との領海問題での対立が激化するに伴い、中国海上警備局によるベトナム漁船襲撃が増加しているという。最近でも次の3件の衝突がある。

1、2016年3月8日、ベトナム官製メディアのトイチェは、南シナ海の西沙諸島(英語名・パラセル諸島)近くの海域で「中国海上警備局の船がベトナム漁船を攻撃した」と伝えた。
 ベトナム漁船の乗組員によると、中国警備船が近づいてきてベトナム船の乗組員11人を拘束。食料や燃料を奪い、網などを壊した。ベトナム船員は同日午後12時半ごろ、ベトナム海外警備隊に被害を報告。ベトナムに帰還したという。

2、2016年1月4日、ベトナムの東沖40カイリの海域で、中国船がベトナム漁船に体当たりされて沈没。乗組員10人が海に投げ出され、通りかかった別の船に救助された。

3、2015年9月29日、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島周辺海域で、ベトナム漁船1隻が、中国船とみられる船に体当たりされて沈没したと伝えた。乗組員10人は他の船に救助され、13日に無事に出航地に戻った。
漁船の船長らによると、同諸島内のある島の付近に係留して休憩していたところ、中国国旗を掲げた1隻の船が現れた。その後、右舷に体当たりし、ナイフなどを持った5人が漁船に乗り込み、漁獲した魚2トンや航海用機器、漁具を奪ったという。体当たりでできた亀裂から浸水し、漁船は沈没したという。
 以上、

ベトナム共産党は、経済開発優先で中国に対して甘い首相を、党の要職からは外し、政治的にベトナム労働党の長老派が中国政策の修正を迫っている。

2016年1月の第12回党大会においては、グエン・タン・ズン首相は、これまで党書記長の後任と目されていたが、結局は党中央委員の候補から外されて引退することが確定している。
これは、ベトナム戦争直後、隣国のラオスでは中国政権の支援を受けたポルポト政権が国民を大虐殺(100万人超)おり、大虐殺を収束させるためにベトナム正規軍がラオスに進駐、その間隙を縫い、またポルポト政権支援もあり中国軍がベトナムに進駐して、ハノイ近郊まで大破壊した。 
急遽、ベトナム正規軍が戻り、中国軍を撃退したが、ベトナム労働党の長老たちには中国に対して不信感やその恨みつらみがある。
また、ベトナムがFEZ内で海底油田開発を行おうと石油メジャーに対して開発区割を行ったところ、中国政府が石油メジャーに対して恫喝を入れ、石油メジャーが全部撤退して開発できなかった経緯もある。
 中国とベトナム、同じ共産党政権でもここまで違う。
東シナ海・南シナ海において、北朝鮮同様ならず者国家となっている習皇帝率いる中国共産党独裁国の中国。
 

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[ 2016年4月 4日 ]

 

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