アイコン 3月の中国の輸出11.5%増  9ヶ月ぶり

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中国税関総署が13日発表した3月の貿易統計によると、輸出は前年同月比11.5%増の1608億ドル(約17兆円)となり、2015年6月以来9ヶ月ぶりに前年を上回った。

輸入は前年比▲7.6%減少の1309億ドル、市場予想の▲10.2%減を下回る落ち込みにとどまった。前年同月比の輸入減少は17ヶ月連続。貿易収支は298億ドルの黒字。市場予想は308億万ドルの黒字だった。

人民元建てでは3月の輸出は、前年比18.7%増、輸入は▲1.7%減、貿易収支は1,946億元の黒字となった。

3月の貿易額(輸出+輸入)をみると、欧州連合(EU)向けは10.1%増、米国向けは4.8%増、日本向けは2.3%増だった。
 景気減速に苦しむ中国にとって、このまま輸出の回復が続けば、製造業の支援要因となる。

1~3月の累計(ドル建て)での輸出は、前年同期比▲9.6%減。依然マイナスながらも、落ち込み幅は1桁台にとどまった。
欧州連合(EU)向けが▲6.9%減、米国向け▲8.8%減、日本向け▲5.5%減だった。
1~3月の輸入は、▲13.5%減だった。

中国政府は、鉄鋼、石炭業界などで、過剰生産設備の解消に本格的に着手。赤字企業を整理する取り組みも同時に進めている。こうしたことから、短期的に内需が大きく盛り返す可能性は低く、外需に依存せざるを得ない状況が続きそう。
以上、

北京も暖かくなり、PM2.5も黄砂に変わってきている(PM2.5が覆い隠されている)。夏になり晴れが続くといいのだが・・・。今年はラニーニャ現象も発生するという。
 

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[ 2016年4月13日 ]

 

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