アイコン 中国  補助金対象車EVバッテリーに韓国勢承認せず 三次元バッテリー

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中国が、韓国を締め上げ始めている。まずは鉄鋼輸出で、規制をかけようとした韓国政府に対して対抗措置を取ると凄まれ、今では野放しに韓国へ輸出されている。
韓国メーカーのEV用バッテリー補助金問題は、中国政府がTHAAD韓国設置問題を暗に絡めているものと見られる。

中国政府は、韓国企業が造るバッテリーを搭載する電気バスへの補助金支給を対象から除外、韓国政府は、中国政府に対して、規制を再考するよう要請したと韓国紙が報道している。

この問題は、韓国のLG化学、サムスンSDIの電気自動車用バッテリーを搭載したEVバスが、中国政府の補助金を受けられず、事実上、バッテリーが販売不能になっている問題、韓国側の解禁要請に中国側当局はいまだ反応を示していない。

<中国メーカー保護政策の一環?>
<中国は三次元バッテリーを問題視>

韓国勢は、三元系バッテリーを製造しており、中国勢は主にリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを製造、三次元バッテリーはLFTよりエネルギー密度が高く軽いという利点があるという。

  問題は、三次元バッテリーを装着した電気バスが、香港や中国で相次いで爆発事故を起こしたことに端を発した。爆発を起こしたEV用バッテリーは、韓国メーカーのものではなかったが、中国政府は三元系方式のバッテリー全体に対して安全性が検証されるまで補助金の支給中断を決定したという。
これに対して、サムスンなど韓国の業界は、中国政府の措置が安全問題より自国バッテリーメーカーを保護するための非関税障壁だと認識している。

<両国の貿易問題はキムチから始まっている>
中国は、韓国製のキムチについて、大腸菌がウジャウジャ過ぎ輸入禁止に、一方、中国からは中国の朝鮮族が作るキムチが格安で大量に韓国へ輸出され、韓国市場は中国製キムチで溢れた。
  朴さんが習さんに直接お願いしても長い間、放置され、やっと先般、規制基準が緩和され、韓国産キムチが中国へ輸出できるようになった。
  それまで、韓流ブームに乗り日本へ大量に輸出されていたキムチであるが、2012年8月10日来の竹島問題から両国関係は冷え切り、韓流ブームも終焉、キムチもほとんど売れなくなり、韓国産キムチの輸出先がほとんどなくなってしまう事態と陥っていた。(一部関西系TVキー局がヨシモトを使い韓国食をよく取り上げているが、日本国民の韓国食離れはさらに進んでいる)

<貿易では逆らえない属国時代再現>
韓国は輸出の25% 、GDPの11%を中国に依存している。そのため中国から貿易制裁など受けようものなら、韓国経済は大きな打撃を受けることになる。
韓国企業は、以前から中国へ進出、中国で製造している製品も多いものの、以前より立場が強くなってしまった今の中国には、翻弄されているというのが実態だろう。その上、中国側に非があっても中国側は認めないことから、韓国企業の受ける経済的損失は計り知れないものになる。
中韓貿易は、中国の自国企業優先策と中国政府の韓国政府に対する政治的な圧力に利用され、韓国にとって輸出依存度が高い国だけに一筋縄には行かない。

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[ 2016年6月 9日 ]

 

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