ＬＩＮＥが、７月にも東京証券取引所に上場する見通しになったと報道されている。
ニューヨーク証券取引所にもほぼ同時に上場するとみられる。優秀な技術者を集めるため、そしてアメリカでの認知度アップ・客増をはかる。上場先は東証１部とみられ、東証が近く正式に承認する見込み。

ＬＩＮＥは２０１４年以降、上場申請を続けてきたが先送りされてきた。これまで、親会社である韓国のＩＴ大手ネイバー（ネット検索ポータルサイト最大手）が、買収防衛を狙って通常より議決権の多い株を持つことにこだわっていたため、結論が先送りされていたが、ネイバーが取り下げた。
また、今年４月には、ＬＩＮＥが関東財務局により立入検査を受けていたことが発覚。提供するゲームの一部アイテムを事実上の「通貨」と判断した当局の求めに応じ、同社は払い戻しに備えた供託を済ませたとみられるという。
　これを受け、上場審査が進んだ。
以上、
ＬＩＮＥ上場予定でネットイヤーなど、２０１４年当時の上場話の折、上昇した銘柄がこうした報道を受け、再び動意付いている。上場がはっきりしてきたことから、高騰しているネットイヤーなどは逆に熱が冷めるか、それとも勢いを保ち続け上昇するか、思惑は今後設定価格へと続く。ただ、ＬＩＮＥは韓国のネイバーの100％子会社、ネイバーは韓国での上場企業（韓国政府系の国家年金運用基金が７％超保有）、関連銘柄と資本関係があるところはなくＬＩＮＥとの業務提携が主。直接利益や含み益が転がり込むところはない。
上がるか下がるかは神のみぞ知る。