アイコン 中国の金融会社 ヌード写真も担保に

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話し好きの人は借りたお金を返す。しかし、とても話し好きな人は返せなくなる。あまりに無口な人も駄目。午前4時にローンを組まないこと。

これらは中国のオンライン金融業者が、借り手の携帯電話のアプリを通じてその行動を追跡調査して得た教訓、借り手の信用力を判断する際に考慮されている。
中国の消費者は、貸出金利引き下げと引き換えに個人の詳細な情報を渡すことに抵抗がない。

中国人は他人と共有することをいとわない。中国当局は自国民とその習慣に関する世界最大規模のオンラインデータベースを創設する計画で、こうした国民性は、計画実現に向けて非常に重要な役割を果たす。

李克強首相が貴陽市で開催されたビッグデータの展示会で先月説明したところによれば、中国では収集したデータの80%余りを政府が管理している。同首相は「データの大部分を民間部門が利用できるようにする」と述べている。

中国で融資を手掛ける香港のオンライン金融会社WeLabは、借り手がどのアプリをダウンロードしたか、携帯電話のGPSトラッカーを使ってどこへ行くかといった情報や社会的ネットワーク、学業成績などを調べている。
その上で、借り手の信用力を示す個人情報が一つ提供されるごとに利息を割り引く仕組みを導入。
例えば香港では、借り手がWeLabにフェイスブックのアカウントへのアクセスを許可すれば、金利の5%を割り引いてもらえる。リンクトインのアカウントへのアクセスなら10%の割引。これらの情報提供がない場合の利息は最高20%となる。

紀源資本(GGVキャピタル)の李宏瑋マネジングパートナー(上海在勤)は「中国の人々は個人データを渡すことを何とも思っておらず、クレジットカードの番号や銀行口座を教える」と話す。
  情報共有が行き過ぎていると思われる人もいる。

中国共産党の機関紙の人民日報によると、どうしても現金が必要な大学生の中には、複数のオンライン融資プラットホームに担保として自身のヌード画像を送っているケースがあるという。
一般的な借入額は1万5000元(約24万円)で博士課程や有名大学の学生はそれより多く、1週間で30%の利息を要求している融資も少なくとも1件あったという。返済を滞納した場合は、自撮りした裸の画像を家族などに送られる可能性があるという。
以上、

中国では貧富の差が激しくなってきており、サラリーマンも副業するのが当たり前、それほどお金に対して貪欲で投資熱も盛ん。しかも、借金して不確実性の高い投資を行っている。株投資、高金利の債権投資、不動産転がし投資などなど・・・、これまでは時流に乗り大成功し、富裕層になった人たちも多いが、中国経済が低迷した中、そう簡単に富裕層になれる時代は終わっている。


 

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[ 2016年6月24日 ]

 

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