アイコン 覇権の一帯一路戦略に基づく南シナ海の領有化と南沙諸島埋め立てでの実効支配と軍事的橋頭堡構築

スポンサード リンク

英EU離脱で中国からの英国訪問者が急増しているという。

英国の不動産バブルは高くなり過ぎ、中国勢の勢いが失せすでに終了、再度中国にお願いすべく中国のAIIB創設では欧州勢で一早く参加表明もして見せていた英国。中国にとっても、英ポンド暴落で再進出する絶好の機会と見ているのだろう。
中国の一帯一路戦略の終点は、当然ローマではなく、ロンドンだ。中国にとってイギリスを手篭めにしてしまえばアメリカへの影響力をさらに高めることができる。
すでにアフリカのジブチにおける中国海軍基地建設どころか、ギリシャ最大の港湾も手中に収め、ドイツの飛行場の運営権(ただ、実態がない会社であり、独州議会で問題となっている)も手に入れている。

中国政府は、南シナ海で5日から11日までの期間内に軍事演習を行うと発表し、フィリピンが申し立てた南シナ海を巡る仲裁裁判の判断が12日に示されるのを前に、この海域での領有権の主張を強めたいという思惑があるとの見方が出ていると報道されている。

中国海事局は、南部の海南島の沖合から西沙諸島(英語名・パラセル諸島)一帯にかけての南シナ海の海域で軍事演習が行われると発表し、5日から11日まで、船舶がこの海域に入らないよう警告した。
南シナ海を巡っては、9段線を勝手に設定して、ほぼ全域に管轄権があるとする中国の主張は国連の海洋法条約上、認められないとしてフィリピンが申し立てた仲裁裁判の判断が12日に示されることになっている。

中国政府は、仲裁裁判所には管轄権はないなどとして裁判自体を受け入れない姿勢をとっているが、国際批判は免れず、この時期に軍事演習を行う背景には、中国にとって不利な内容の判断が示されることも念頭に、この海域での領有権の主張を強めたいという思惑があるとの見方が出ている。
一方で、中国共産党の機関紙「人民日報」の傘下の「環球時報」は、4日付けの紙面で、国防省関係者の話として「これは海軍の年度計画に基づいた通常の演習だ」と強調している。
以上、NHK報道参考

 南沙諸島ではなく、西沙諸島はベトナム戦争時、領有していた南ベトナム軍を追い散らし、すでに全域実効支配を完成させている。当然、ベトナムは西沙諸島の領有権を主張しているが、聞き入るような中国ではなく、西沙諸島には、すでに空軍や海軍基地、ミサイル基地まで建設している。
国際社会が動かなければ、中国の覇権は留まる所を知らぬだろう。それにしても国際社会は英国のように中国の銭欲しさに靡く国ばかりだ。

 

スポンサード リンク
[ 2016年7月 5日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ