アイコン 民族主義の集団発作と 韓国の砲撃許可について中国環球時報

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中国共産党の機関紙人民日報の国際版である環球時報は12日、「中国漁船に対する砲撃を許可するとは、韓国政府は気が狂ったのか」という題名の社説で、「韓国世論の激動と韓国政府の発砲許可令からして、国の上も下も民族主義の集団発作を起こしている」と掲載した。
また、韓国のメディアが、中国漁民を「世界の公敵」(public enemy)、「海賊と変わらない」と、戦争を彷彿させる表現を使っていることについても遺憾の意を表し、「韓国が持っているのが軍艦だけなのが幸いだ。空母や原子爆弾があったら、これを中国漁民に使用しただろう」と皮肉っている。

<責任転嫁もここまでくれば・・・>
中国漁船は、韓国側が彼らに課す罰金など重い懲戒が「彼らが必死に抵抗する真の原因」である。そして、「韓国海洋警察は、全世界で最も凶悪な海上行政機関の一つ」だと主張している。
  以上、
韓国は中国共産党から上も下も何とコケにされていることだろうか。

なお、4.5トン級の韓国高速警備艇が7日、中国漁船に体当たりされ沈没した場所は、EEZ外だったことが判明している。これは違法操業の中国漁船を追跡していたことによりEEZ外になったと韓国政府は説明している。
中国は、自国の都合の良いように何でも正当化してしまう。
下記の写真でもわかるとおり、拿捕のため警備隊員が乗り込んだ漁船が、警備艇に衝突させ、沈没しそうになっている警備艇に対し、別の漁船が乗り上げ沈没させた。殺人漁船だ。尖閣での中国漁船の体当たり攻撃を思い出してしまう。

<艦砲射撃許可でも違法操業中国漁船まったく減らず>

韓国の報道では、10月に入って、13日までに西海5島近海(韓国EEZ内、中国漁船の操業を許可していない)で、違法操業した中国漁船は延1,698隻、1日平均131隻に達する。4日が115隻で最も少なく、沈没問題の7日は126隻、10日が158隻で最も多く、12日艦砲射撃を韓国政府が許可し、大々的に報道されているにもかかわらず、13日にも126隻の違法操業の中国漁船が確認されている。
中国中央政府は、一国の警備艇を中国漁船が意図的に沈没させたにもかかわらず、一切、中国漁船に対して、厳しい通達などしていないことを如実に表している。

韓国は、竹島あたりで日本を仮想敵国にした海軍の訓練を行うより、西海5島近海で訓練を行った方が、中国漁船のけん制にもなり、漁民たちにも役に立つと思うが・・・。

私事、中国も韓国も小魚まで取り捲ることから、玄界灘の魚が激減し、釣りが楽しめなくなっていることが一番の問題だ。

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[ 2016年10月15日 ]
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