アイコン スペースワールドの閉園は新日鉄の借地料値上げだった

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1220_03.jpg新日鉄は、八幡に多くの施設を擁していたが、その多くを東京や各地製鉄所に移転させ、残る施設も風前の灯になっている。
そうした撤退の代償に北九州市に対して、スペースワールドを開業させたが経営できず2005年5月民事再生を申請して経営破たん、その後、札幌の加森観光に運営権が移り、これまで経営は順調に経過していた(前期はこれまでの最高益だったという・・・集客も限られ大きな額の利益を出せる状況ではないが・・・)。

しかし、借地の更新期を迎え、新日鉄は大幅な値上げを通告、今でも官営の八幡製鉄所気取りで大上段に構えているため、加森観光は、それでは採算に乗せられず、ほとんど交渉もできず、撤退を表明したものである。

スペースワールドのようなテーマパークは、集常に、集客のために多額の投資を伴う新しいイベントの仕掛けが必要で、そうした投資ができなくなるというものであった。

新日鉄は、現経営陣が全国で火災ばかり起こし、最近では経営まで火が付けているが、目先利益だけを追い求めるばかりの経営姿勢が、スペースワールドを閉園を追い込まれたようだ。

本来ならば、新日鉄は、スペースワールドの敷地を北九州市に寄贈しても何らおかしくないが、イオンの大型ショッピングセンターが隣接地に進出し、評価額が上昇していることに、欲を出しているものだ。
新日鉄は、今からでも、当敷地を北九州市に寄贈することを検討すべきだ。新日鉄は、すでに財界でも顔が効かないようになり、日本を代表する過去のリーディングカンパニーの面影すらなくしている。斜陽産業にしている現況は小っぽけな器の経営陣にすべての責任がある。

 

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[ 2016年12月20日 ]

 

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