北朝鮮のミサイルを標的とした終末高高度ミサイル防衛（ＴＨＨＡＤ）ミサイル配備、敷地の「ロッテスカイヒル星州カントリークラブ」のゴルフ場を等価交換で提供するロッテが、困難を強いられている。
ロッテが中国で進めている「ロッテワールド瀋陽」の工事が中国当局によって中断させられている。
韓国メディア「マネートゥデイ」などは８日、ロッテグループが中国瀋陽で推進中のロッテワールドタウン・プロジェクトの核心であるロッテワールドの造成工事が、昨年１２月から中断されたままだと報じている。

これに先立ち、中国政府は昨年１１月、中国ロッテの店舗および事業場に対して、１５０ヶ所以上に対して税務調査、消防および衛生点検、安全点検など一斉調査を実施した。
中国側は「ロッテワールド瀋陽」の工事について、消防点検上の問題を指摘したという。
　ロッテ側は「３月にも当局から工事再開の許可が出るだろう」とみているという。

ロッテは瀋陽で３兆ウォン（約２９３０億円）を投資して大型ショッピングモール、テーマパーク、ホテル、住居団地などを建設している。
現在、デパートとヤングプラザは開館して運営中しているが、テーマパークやアパートなどは２０１８年の完工を目指して工事が進められていた。