アイコン デパ地下スイーツの(株)ジーゲスクランツ(東京)/破産開始決定

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ケーキ屋さんの(株)ジーゲスクランツ(東京都世田谷区赤堤2-15-14、代表:浜田登志子)は3月22日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、赤堀有吾弁護士(電話03-3502-6294)が選任されている。

負債額は約4億5千万円。

同社は昭和58年創業のドイツケーキ屋さん、本店ほかの実店舗のほか、都心のデパ地下に出店し、デパ地下人気にも支えられ平成22年4月期には7億円近い売上高を計上していた。しかし、百貨店不況、消費不況が浸透する中、消費者のケーキそのものの購買が減少、同社の店舗は昨年営業を停止していた。

消費者・勤労者は金を持っている、稼いでいる。心理的な面で消費不況・デフレが続いているとの国の分析は見誤っている。それに気がつかない限り、その対策はなく、デフレは続く。これまでケーキの購買を牽引してきた中流所得者層の下層化が進み、ケーキを買う余裕もなくなってきているのが現実。これまでケーキを1個買っていた中流以上の金持ちが、今後は5個以上買わねば、TVでいくら火をつけようとケーキ産業も衰退トレンドから脱しえない。

 

 

 

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[ 2017年3月31日 ]

 

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