アイコン ダイナテック(株)(長野)/自己破産へ

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電子製品表面加工処理のダイナテック(株)(長野県松本市和田5511-5、代表:中嶋崇)は6月5日事業停止、事後処理を三浦守孝弁護士(電話0263-39-2030)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約32億円。

同社は昭和21年創業の電気・電子製品の外装表面処理加工業者。携帯電話の表面処理加工など手がけ、平成20年3月期には約41億円の売上高を計上していた。しかし、リーマンショックで受注不振に陥る中、スマートフォンの台頭で、同社が取り扱っていたフィーチャーフォンの需要が激減、平成28年3月期には6億円台まで売上高が減少して資金繰り耐えられず、今回の事態に至った。中国への工場投資もフィーチャーフォン用だったため、スマホ台頭の影響が大きすぎた。

会社名
ダイナテック(株)
所在地
松本市大字和田5511-5
代表者
中 嶋   崇
創立年月
昭和21年10月
資本金
5000万円
従業員
50
工場
本社:松本工場、豊科工場
主な加工製品
コンピューター内部製品、精密光学製品、各種情報機器製品等
主要設備
表面金属処理設備全般
めっきの種類
無電解ニッケル、化成処理、電解研磨、特殊外観塗装、真空蒸着
1946年設立以来、金属表面処理加工において半世紀以上の実績を誇るダイナテック。めまぐるしく変遷する技術革新の時代のなかで、常に様々な素材への加工処理を手がけ、これまで培ってきた独自の表面処理技術は、業界内で高い評価を獲得しています。日進月歩ともいえるこうした最先端分野で、ダイナテックは研究・開発・製造部門一体となったフレキシブル性に富む即応体制を推進。さらに海外企業との技術提携も積極的におしすすめ国際基準をクリアする計量・薄膜・高伝導性を実現しています。モバイル普及に代表される高度情報化社会の到来と共に、今後更に表面処理技術への要求が高まり行くなか、私たちダイナテックは、より、ワールドな視野で、そして旺盛なチャレンジ精神をもってお客様の真のご満足を追究してまいります。

[ 2017年6月 6日 ]
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