アイコン 日本版GPS衛星「みちびき」H2Aロケット34号機打ち上げ成功 精度究極の6センチ

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6月1日午前9時17分、鹿児島県の種子島宇宙センターから日本版GPS衛星「みちびき」を搭載したH2Aロケット34号機が打ち上げられ、2本の補助ロケットやロケットの1段目を切り離しながら上昇を続け、打ち上げの約29分後、午前9時46分ごろに、「みちびき」を予定どおり、高度275キロ付近で切り離し、打ち上げは成功した。
打ち上げに成功した、「みちびき」は、衛星航法装置(GPS)の人工衛星、中国や北朝鮮の電波妨害を阻止する機能を搭載している産経新聞などが報じていた。

日本は、米国のGPSに依存せずに、独自に衛星利用位置確認システムを構築するため衛星を打ち上げている。
GPSは、車のナビやスマホの位置情報など商業用にも利用されているが、本来は冷戦時代に米国が軍事用に開発したもの。日本版GPSも商業用以外に、自衛隊の艦船や航空機など軍事的目的に利用される計画。
日本版GPSに、中国や北朝鮮による電波妨害を阻止する機能を搭載した理由も、軍事的活用の可能性を念頭に置いているため。
北朝鮮の場合はすでに、GPSで運用される武器の作動を妨害するための電波(電磁波)を韓国側に発射している。

日本は「みちびき2号機」からは、高度に暗号化された特殊電波を使うために、妨害電波や偽の信号を相手が発射しても妨害されないと産経新聞はこれまでに報じている。
日本が「敵基地攻撃能力」を保有することになれば、「みちびき」の妨害電波無力化機能を活用できるとしている。

政府は、専守防衛から先手防衛には大きく駒を進めており、米国から艦対地巡航ミサイルのトマホークを導入する計画を有している。当GPS でトマホークを誘導すれば、精度6センチで命中させることが出来る。
政府は、今年中に位置測定用衛星の3基体制を整え、米国のGPS(誤差10m)と併用し、GPSの24時間活用体制を整える計画。
 2023年までには、位置測定用衛星7機を運用し、米国に依存しない独自のGPS体系を完成させる予定。
以上、報道各紙参考

自動運転車も当GPSを使用することで大きく前進する。ただ、自動運転車はGPSだけに依存できるものではなく、有視界・無視界でも運行できる光学や赤外線レーダーなども搭載する。

<↓ 読売新聞の打ち上げ撮影写真>


<↓ 読売新聞の打ち上げ撮影写真>

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[ 2017年6月 1日 ]

 

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