前川製作所、前へ!(番外編)
今、何かと話題の前川喜平氏(文部省前事務次官)、かなりのボンボン(中曽根ブランドとして有名な産業用冷凍機メーカーの前川製作所一族)でもあるが、中々のユーモアの持ち主でもある。
前川喜平の「奇兵隊、前へ!」第Ⅰ部
http://gimukyoikuhi.blog.so-net.ne.jp/2005-11-08-1
平成13年、小泉政権の三位一体改革に批判的だった前川喜平氏は、当時、初等中等教育局の筆頭課長時代、自身の名前をもじった「奇兵隊、前へ!」と題したブログで「政治的な圧力の弱い分野が狙われている」と批判し「抵抗勢力」と、目されていた。
そこで少しばかり前川喜平氏の華麗な一族ぶりを紹介しておきます。
前川喜平氏の実家は前川製作所の創業者一族です。
前川製作所は、1924年に創業し、世界三大冷凍機メーカーの一つとされ、年商は1200億円、従業員は4000人といわれています。
創業者の前川喜作氏は前川喜平氏の祖父にあたり、父親の前川昭一氏も前川製作所のの社長を務めていました。
昭一氏には3人の子供がおり、長男が件の前川喜平氏、長女が真理子さん、次女がマヤさん、長女の真理さんは、時の総理大臣、中曽根康弘氏の長男で参議院議員・中曽根弘文氏(志帥会・元外務大臣・元文部大臣)に嫁いでいます。
つまり、前川喜平氏の義弟は外務大臣だったり、文部大臣だったわけです。
当然ですが、妹の義理の父親が中曽根康弘総理大臣だったというわけです。
奇兵隊どころか、由緒正しい総理や大臣の親衛隊だったわけです。
この頃は「忖度」といえば「前川製作所」、喜平氏は文部省内では歩く「忖度」そのものだったわけです。
そういうわけで、天下の中曽根康弘総理の長男の嫁の実家が前川製作所だったわけで、今。流行の「忖度」しまくり、「忖度」の帝王こそが「前川製作所」だったわけで、前川喜平氏こそ「忖度」に囲まれて育った「忖度王」と言っても過言ではありません。
中曽根康弘総理や中曽根弘文大臣にすれば「喜平さん、前へ!」「前川製作所、前へ!」という感じだったわけです。
未だに、沖縄県の地方の町や漁協では「前川製作所、前へ!」という悪しき「忖度」が跋扈しているようです。
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