アイコン 韓国 中国産輸入食品を問題化 制裁への報復記事か キムチ寄生卵

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韓国で中国の食品や製品を問題化することは、これまでほとんどなかった。それほど、中国様であったが、貿易・観光・文化制裁を受け、叛旗を翻したようだ。

韓国・仁川南港の埠頭近くにある冷蔵倉庫では9月12日、前日に運び込まれた中国産キムチ2400箱が山積みになっていた。
京仁地方食薬庁の検査官が包装されたキムチのうち5箱を手際よく開けた。
食品医薬品安全処(食薬処)による検査方式は、
▲倉庫で現物をチェックする現場検査
▲輸入申告書が基準を満たしているか調べる書類検査
▲検体を集め、残留農薬などを分析する精密検査
などに分かれる。
しかし、人手や予算の問題で精密検査まで行う割合は全体の23%(昨年時点)にすぎない。残る77%に「防腐剤キムチ」などの問題食品が含まれていた場合、それが国民の食卓に上る可能性がある。
国産よりも安い中国産キムチは、2014年に21万2,644トン、2015年に22万4,048トン、2016年に25万3,973トンと輸入が増え続けている。

■鶏卵から基準値の2800倍の細菌検出
中国産食品の問題はこれまでも続発していた。
2008年にはメラミン粉ミルク、2005年にはまた「カイトグリーンを含むウナギ」と「寄生虫卵キムチ」、2000年には「鉛を含むワタリガニ」が問題となった。

※中国産の養殖や養鶏・畜産物は、生産コストを下げるために、病気にならないように大量の抗生物質と、餌の供給期間を大幅に減少させるため生育促進の環境ホルモン剤を餌に混ぜ大量に供与している。・・・しばしば問題となる。過去問題になったケンタッキーの肉や日本へ輸入された中国ウナギ・上海カニなどなどで・・・。
農産物含む食品に対する殺虫剤成分などの残留農薬や防腐剤などの濃度は、各国で規制されているが、中国産や米国産に問題が多い。しかし、日本の検疫当局は、人数も減らされ、海外から輸入される食材に対して、ほとんど検査していないのが実情。輸入会社・販売会社の責任に任せている(日本の当局の発表は政治的な側面もあり、信用できない分もある。また、基準そのものが米国などの圧力により緩和される方向にある)。

韓国ギャラップが2017年9月、成人1004人を調査した結果、
「中国産食品は安全だ」との回答は7%にとどまった。実際に中国産食品の問題は現在進行形だ。
食薬処のポータルサイト「食品安全の国」に公開された中国産の「不適合」食品の内訳を見ると、今月8日に輸入された「味付け卵」から、基準値の2800倍の細菌が検出されていた。

7月に輸入された中国産の「味付け済みエゴマの葉」からは、大腸菌が基準値の32倍検出された。
食薬処の発表によれば、最近明らかになった「殺虫剤卵」は、一度に126個食べても問題がないほど危険性は低いが、それよりも危険な食品が韓国に輸入されかけたことが問題視された。

済州大医学部のイ・グンファ教授は「大腸菌が多く検出されたのは、製品の衛生管理がなされていないことを示している。病原性大腸菌の場合、出血性腸炎や溶血性尿毒症症候群など致命的な感染を引き起こすこともあり得る」と警告した。

食品医薬品安全処(省)などによると、最近6ヶ月間に輸入された中国産キムチのうち、「プロピオン酸やデヒドロ酢酸などの防腐剤が入ったキムチ製品」が6件摘発された。月に1回の割合で「不適合中国産キムチ」が入ってきている計算。

中国・青島の食品会社から輸入された「キムチ・サダグ」からは今年6月、プロピオン酸が1キログラム当たり46ミリグラム検出され、搬出・廃棄処分された。
 プロピオン酸などの防腐剤は、パンやチーズなどに一定量で使用が許可されているが、キムチ製品に対しては使用が禁止されている。

防腐剤の成分を過剰摂取すると胃けいれんや吐き気などを引き起こし、じんましん・鼻炎の発症や男性生殖機能などに悪影響を及ぼすという。

※プロピオン酸は、少量ならば日本でも防腐剤や香料として認可されている。

今年7月に中国産「小ネギキムチ」では発がん性物質問題があり、韓国や米国で使用が禁止されている「チクロ(cyclamate)」という人工甘味料の成分が検出されている。

※チクロは、甘味料、米FDAにより発癌性や催奇形性の疑いが指摘され、アメリカや日本は1969年に食品添加物の指定を取り消し使用禁止にした。ただし、製造元の追試験でこうした事例が出ず、現在でも中国、カナダ、EU圏など約55ヶ国で使用されている。このように国により食品行政の対応が異なるため、輸入食品回収事件の原因となることもある。
以上、韓国紙参考

韓国産キムチは、中国では久しく輸入禁止だった。韓国産キムチから寄生虫卵が見つかり、また大腸菌数が中国の基準より大幅に多かったことにより輸入禁止措置(2005年5月)がとられていた。習近平主席が韓国訪問(2014年7月)した際に、朴大統領が直々にキムチの輸入禁止の解禁を要請したほどだった。

しかし、現実は、こうした中国産キムチに問題があったにもかかわらず、韓国政府は、中国産キムチに対する輸入禁止措置をとらず、中国産が韓国のキムチ市場を席巻した。

中国には、数百万人の朝鮮族が昔の扶余国(北朝鮮近隣の中国領土)あたりに暮らしキムチの生産も行い、安価に韓国に輸出された。
そうしたことから、韓国側も家庭で漬け込む人たちも少なくなり、安価な輸入キムチを喜んで食し、韓国のキムチ市場を席巻、韓国製キムチは行き場を失った。
そうした韓国製キムチは、韓流ブームで沸く日本へ大量に輸出された。
しかし、李明博が竹島に上陸(2012年8月)、天皇陛下を侮辱したことから、一機に嫌韓が浮上、韓流ドラマは日本のTV放送から消え、韓流ブームは瞬く間に終焉、韓国キムチもスーパーから姿を消した。
日本では、当時の政府の計らいで、韓国産キムチにおける大腸菌問題は、マスコミにさえ登場せず、検査機関も問題視せず、韓流ブーム下、中国が輸入を禁止したほどの寄生虫卵や大腸菌入りの韓国産キムチを喜んで大量に食していた。

<中国食品の運び屋>
※昔、下関と釜山を結ぶ関釜フェリーには運び屋のおばさんたちがいっぱい乗船し、運び屋稼業を行っていた。当時は日本からの電化製品が多かった。在日の人たちが多く住み、行き来はそれほど厳しくなかった。今では中韓の運び屋が繁盛しているようだ。

運び屋は、年間で1万7000トンの食品を韓国に持ち込んでいるとみられるが、食品当局による検査は年間100トン(0.6%)にも満たない。
殺虫剤成分が残留したトウガラシ、防腐剤を含む中国産キムチなどが確認不能な経路で国民の食卓に上る可能性がある。

韓国の食品医薬品安全処(省)が国会に提出した「最近3年間の中国産不適合食品」という資料によると、今年4月に中国産コウライギギ(ナマズ目の魚)からマラカイトグリーンが0.027ミリグラム/キログラム検出された。
消毒剤のマラカイトグリーンは、かつて養殖業者が寄生虫・水カビ除去のため使用していたが、発がん性が確認されて使用禁止になっている物質。

中央大食品工学科のパク・キファン教授は、「中国の食品は、品質がさまざまで、価格が安い代わりに品質が劣る『偽食品』まで登場している。
運び屋を取り締まらなければ、食の安全をめぐる騒動の再発は防げない」と指摘している。

※運び屋が、輸入する食材が問題視されているが、運び屋は韓国から大量に化粧品や高級菓子などを中国へ運び、中国からの輸入制裁を幾分無効化させている。
以上、朝鮮日報など参考
※の部分は記者が記載。

 

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[ 2017年10月 7日 ]

 

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