アイコン 戦国時代創業の(株)MKS(東京)/特別清算  元、美濃屋吉兵衛商店

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戦国時代の天正年間創業で佃煮・蒲鉾製造の(株)MKS(東京都渋谷区代々木2-30-4、代表清算人:樋口收弁護士)は10月27日、東京地方裁判所において特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約21億円。

同社は戦国時代の天正年間、浅井長政一族により創業された佃煮・蒲鉾製造の小田原市の美濃屋吉兵衛商店。

同社の製品は皇室献上賜品(塩辛、蒲鉾、梅干し)もあり、ギフト用に百貨店や高級料亭などに販売するほか小売りも行い、バブル時代には22億円以上の売上高を計上していた。

しかし、バブル崩壊後は、官公庁や企業のギフト需要が大幅に減少、平成26年3月期には11億円台まで売上高が減少し経営不振に陥り、平成27年1月に負債額約30億円を抱え、民事再生法の適用申請を提出した。その後、多くの支援者が現れ、平成27年3月民事再生の申請を取り下げ、再建のため会社分割、事業を新設した(株)K.S.Cに譲渡し、同社は本社地を神奈川県小田原市から現在地に変更、社名も現在名の(株)MKSに変更して、不動産の整理に当たっていたが、一段落して負債を抱え解散を決議していた。

事業は(株)K.S.Cが新(株)美濃屋吉兵衛商店(神奈川県小田原市成田944-6)に社名変更し店舗名「みのや吉兵衛」として継続して行われている。

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[ 2017年11月 8日 ]

 

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