アイコン 伊万里の偽坊主が違法の高利貸しで逮捕 10.7億円貸付

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兵庫、佐賀、新潟の3県警は1日、違法な高金利で資金を貸し付けていたとして、佐賀県伊万里市大坪町乙、宗教法人「至誠光魂寺」代表、立石扇山容疑者(77)やとその41歳の息子、それに元職員2人のあわせて男女4人を出資法違反の疑いで逮捕した。

兵庫県警によると、立石容疑者らは、客を法人の賛助会員にさせ、「鍋島焼」の茶わんの購入代や宗教活動への寄付と偽装し、貸し付けていた。
2011年からの約5年半に、42都道府県の約400の法人や個人に約10億7千万円を貸し付け、約16億円を回収したとみられ、法人の実態や被害の裏付けを進める。

貸し付けの対象は、中小企業経営者が多く、ヤミ金融業者が法人を紹介していた。
立石容疑者は、以前に貸金業を営んでいたことがあるという。
4人の逮捕容疑は共謀し2015年12月~昨年2月、大阪府と兵庫県の男性2人に計66万円を貸し付け、法定金利の10倍以上となる計11万円の利息を受け取った疑いがもたれている。

宗教法人「至誠光魂寺」は2015年10月5日に登記された宗教法人。
登記住所は当初は佐賀県伊万里市山代町峰6377番地担っていた。
悪徳金融の立石が、宗教法人を隠れ蓑に悪徳金融を続けていたようだ。

貸金業法、
宗教法人は、信者を支援するため営利目的でなく融資をする場合は、貸金業法の規制の対象になっていない。
警察によると、宗教法人「至誠光魂寺」の立石らは、別の貸金業者から紹介を受けた経営者らに金を貸し付けたあと、御利益があるとして渡した伊万里焼の代金の名目で利息を払わせていたという。

宗教法人に適法の貸付が認められていれば、それは細かく内容を規制すべきだろう。宗教法人にとって、金利制限などなければ貸金業は儲かる商売になる。

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[ 2017年11月 2日 ]

 

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