アイコン 別所温泉の(有)中松屋旅舘(長野)/民事再生申請 営業継続

別所温泉で享保年間創業の老舗温泉旅館「中松屋」の(有)中松屋旅舘(長野県上田市別所温泉1627、代表:倉沢俊樹)は1月23日、申請処理を宇留賀俊介弁護士(電話03-6261-5912)に一任して、長野地裁上田支部へ民事再生法の適用申請をした。

 負債額は約6億円。

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同社は享保年間創業の別所温泉旅館「中松屋」を経営する会社。バブル時代後期に大改修工事を行い団体や宴会も受け入れるようになったが、その後の長期景気低迷により、売り上げ不振が続き、2億円台の売上高で推移していた。そうした中、「真田丸」放映効果で平成29年5月期の売上高は3億5千万円前後まで回復していた。しかし、改修工事にかかわる借り入れ負担が大きく、抜本的に財務内容を改善するために今回の措置となった。

上田市一帯の温泉旅館は真田丸ブームが過ぎ去った後、インバウンド効果も含め集客努力と結果が問われる。

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[ 2018年1月24日 ]

 

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