国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は2日、バハマ島(国、英国連邦加盟国)に上陸したハリケーン「ドリアン(Dorian)」について、同国各地で「大きな被害」をもたらし、激しく損壊した家屋が1万3000戸に達した恐れがあるとして警鐘を鳴らしている。
風速82メートルと同国北部での統計開始以降最も強い風を伴ったドリアンにより、海抜の低い島からなるバハマは「壊滅状態」に陥っている。
米フロリダ州マイアミに拠点を置く国立ハリケーンセンター(NHC)によると、「カテゴリー5」のドリアンは、NHCの発表によれば上陸したアバコ島では風速は98メートルを超え、壊滅状態に陥っているという。