アイコン 10月の訪日客数▲5.5%減の249万人 韓国除き11.1%増 ラクビー国29.4%増

Posted:[ 2019年11月21日 ]



政府観光局が20日発表した10月の訪日外客数は、前年同月比▲5.5%減の249万7千人。

2018年10月の264万人1千人を約14万人下回った。
前年同月を下回ったのは、訪日外客数が多い韓国市場からの訪問者数が半減した2019年8月以来2ヶ月ぶり。
(韓国の月別推移は下記に表あり)
 
韓国を省いた場合、2018年10月の訪日客数は2,069,434人、19年10月は2,299,300人となり、229,866人増加し、率にして11.1%増加している。
 
<韓国からの訪日客激減>
訪日客数が多い韓国の減速(前年同月比▲65.5%減)が、訪日外客数全体が前年同月を下回る要因となった。
(ただ、こうした客数減は韓国のLCCが客数減で日本行きを大量廃止・減便したことにも原因があり、LCCは他国への振り替えたものの効果は見えず、大幅減益で身売りに出しているLCCもある。回復するには相当時間がかかるものと見られる。韓国ではSNSで訪日客は犯罪者扱いされる異常さが際立つ。)


<ラグビーWC効果>
ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催により、ラグビーワールドカップの出場国からの訪日外客数が前年同月に比べ8万1千人増えたこと、東南アジア市場は、全市場で前年同月比が2桁の伸びを記録するなど引き続き堅調に推移していることが、訪日客数の押し上げ要因となった。
 
ラグビーワールドカップ2019日本大会の参加16ヶ国の開催月の9月と10月の合計の前年比較では、昨年の590,276人から今年は764,100人と29.4%増加している。
 
市場別では、英国、ロシアで単月として過去最高を記録したほか、14市場(中国、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツ)で10月として過去最高を記録した。
 
政府観光局では、欧米豪市場を中心に訪日外客数が増加したラグビーワールドカップ2019日本大会を受けて、訪日機運が高まる中で、市場動向を綿密に分析しながら、訪日旅行プロモーションに取り組んでいくとしている。
 

 

2019年10月の外国人訪日客数 国別/JNTO
2019
10
1~10月累計
 
客数
前年比
客数
前年比
シェア
総数
2,496,600
-5.5%
26,914,400
3.1%
100.0%
中国
730,600
2.1%
8,133,200
13.5%
30.2%
台湾
413,700
9.0%
4,150,200
2.0%
15.4%
香港
180,600
6.6%
1,841,500
0.6%
6.8%
韓国
197,300
-65.5%
5,131,600
-18.1%
19.1%
タイ
145,300
23.2%
1,013,800
12.5%
3.8%
シンガポール
41,900
19.3%
326,500
10.3%
1.2%
マレーシア
48,900
24.9%
358,400
3.8%
1.3%
インドネシア
34,100
20.7%
316,300
1.8%
1.2%
フィリピン
64,700
36.7%
466,900
16.3%
1.7%
ベトナム
46,500
18.0%
422,500
27.8%
1.6%
インド
13,900
1.2%
149,300
14.4%
0.6%
オーストラリア
51,600
8.8%
500,800
11.5%
1.9%
米国
153,400
6.5%
1,430,400
12.4%
5.3%
カナダ
37,700
11.7%
306,800
11.6%
1.1%
英国
68,400
85.6%
358,800
26.5%
1.3%
フランス
39,500
15.1%
291,800
10.1%
1.1%
ドイツ
26,300
5.8%
203,400
10.3%
0.8%
イタリア
14,700
-2.4%
139,200
7.5%
0.5%
スペイン
13,700
-2.8%
112,400
8.0%
0.4%
ロシア
14,300
32.7%
98,100
23.8%
0.4%
その他
159,500
29.7%
1,162,500
14.2%
4.3%

 

悲しい韓国 カントリーリスク国
韓国からの訪日客数
日本からの訪韓客数
 
2018年
2019年
2019年
 
訪日客数
前年比
訪日客数
前年比
訪日客数
前年比
1月
803,816
28.5%
603,400
-5.8%
206,526
23.6%
2月
708,318
18.1%
566,600
-11.3%
213,200
26.7%
3月
619,196
26.8%
585,600
-5.4%
375,119
27.4%
4月
638,523
15.1%
715,800
1.1%
290,092
35.7%
5月
640,365
14.6%
779,400
-3.6%
286,273
26.0%
6月
606,162
6.6%
611,900
0.9%
286,883
20.0%
7月
607,953
-5.6%
561,700
-7.6%
277,297
19.2%
8月
593,941
-4.3%
308,730
-48.0%
329,652
4.6%
9月
479,733
-13.9%
201,200
-58.1%
251,119
1.3%
10月
571,176
-8.0%
197,300
-65.5%
 
 
11月
588,213
-5.5%
 
 
 
 
12月
681,566
0.4%
 
 
 
 
年計
7,538,952
5.6%
5,131,630
-18.1%
2,516,161
 
韓国
客数
前年比
備考
2008年
2,382,397
-8.5%
リーマン・ショック
2009年
1,586,772
-33.4%
2010年
2,439,816
53.8%
 
2011年
1,658,073
-32.0%
東日本大震災
2012年
2,042,775
23.2%
李大統領竹島上陸で日韓問題に火
2013年
2,456,165
20.2%
 
2014年
2,755,313
12.2%
 
2015年
4,002,193
45.3%
韓国MERS
2016年
5,090,300
21.8%
 
2017年
7,140,165
40.3%
北朝鮮ミサイル乱射・核実験
2018年
7,538,952
5.6%
文経済失策・青年層の失業率悪化
2019年
 
 
ボイコットジャパン、NO-JAPAN
・JNTOと韓国観光公社・法務部などの資料
奢れる者は久しからず。
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
 
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
 
奢れる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。
 
猛き者もついには亡びぬ、
ひとえに風の前の塵に同じ。
 
祗園精舎は、インドのコーサラ国の首都シュラーヴァスティー(舎衛城)の寺の名で、釈迦が説法を行った5つの天竺五精舎(寺院)の1つ。

 


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