アイコン 8月の延宿泊数▲58.4%減 GoToトラベル効果は限定的


国交省・観光庁が発表した8月の国内のホテルや旅館などの宿泊者数は、前年比で▲58.4%減の延2,628万人となったと発表した。

政府の観光需要の喚起策の「GoToトラベル」が7月下旬から始まったが、政府が主導して感染拡大防止策としてPCR検査を有効に使用せず、新規感染者が増加するまま、8月前半には再び感染者数が増加し、各地でお盆の時期の帰省を控えるよう呼びかける動きが広がり、8月も7月とほぼ同じ減少幅となり、観光業への深刻な影響が続いている。

また、外国人の宿泊者数は、新コロナ事態に渡航制限が続いており、延23万人と前年同月比で▲97.6%も減少し、記録的な落ち込みが続いている。

一方、8月のホテルや旅館などの客室稼働率は32.1%で7月と比べて2.5ポイント上昇したが、依然として低い水準(経営上最低でも稼働率7割が必要/宴会等含まず)。
以上、

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サービス産業はよく水物と言われるが、新コロナ事態は想定されず、政府は鎖国政策により対応しているが、鎖国も遅すぎ、肝心の厚労省成田検疫所のPCR検査機器が支障を来たすなど、国内の防疫対策はなってなく、事態を長引かせるばかり、既に政府も自治体も収束や終息をワクチン神風にすべて委ね、それまでは放置するようだ。

米国のワクチン接種希望者は50%との直近の世論調査、拙作なワクチン接種は命を縮め、健康を害する可能性もあるが、さりとてこのままでは感染の順番が到来し、高齢者は死に直面することになる。

厚労省は、インフルエンザの感染拡大で、新コロナの感染検査をさらに減少させる算段、ところが国民がマスク・手洗い・うがいを励行しており、インフルエンザの感染が現行、拡大していない。  
病院の事情ばかりを意識した医療機関に対するへっぴり腰の政府・厚労省・専門家たちは10月上旬からとされたインフルエンザ対応による、新コロナPCR検査体制をどうするのだろうか。
一次感染拡大末期には全国の医師会がPCR検査の検体採取に参加するとしたが、二次感染拡大では積極的に検体採取に動いている医師会は全国でどれほどあろうか。
世界中似たり寄ったり、そんなこんなで国内旅行者の本格的な回復やインバウンド効果の回復にはかなり時間を要するものと見られる。


 

[ 2020年9月30日 ]

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