アイコン 大塚家具 ヤマダ電機傘下に 娘に賛同の投資家は何だったのか 決算推移

Posted:[ 2019年12月12日 ]



経営再建中の「大塚家具」は、「ヤマダ電機」からの出資を受け入れて傘下に入り、赤字が続く業績の立て直しを進めることになった。

大塚家具は12日、取締役会を開き、新たに株式を発行する第三者割当増資を実施したうえでヤマダ電機からの出資を受け入れ、傘下に入る方針を決めた。
ヤマダ電機は40億円余りを出資して、大塚家具の株式の50%以上を取得して子会社化する。
大塚家具は、低価格路線の家具販売店が台頭する中、3年連続で最終赤字になるなど業績の低迷が続いていた。
このため貸し会議室の運営会社「ティーケーピー」など複数の会社と資本増強策などの協議を進めたほか、今年2月にはヤマダ電機と業務提携し、経営の再建を目指していた。
しかし、売り上げの低迷に歯止めがかからず、今年9月までの決算では最終的な損益も▲30億円の赤字となるなど、業績の改善には至っていなかった。
このため大塚家具は、ヤマダ電機の傘下に入ることで経営の再建を進める。


2015年、さらに差別化すべき時に安値競争市場に自ら入り込む娘に賛同した、娘をそそのかした投資家、ハゲタカ、銀行はいったい何だったのかということになる。

家具の世界を知らぬ大ばか者投資家たち。

 

大塚家具業績推移  12月決算
連結/百万円
2011年期
2012年期
2013年期
2014年期
売上高
54,366
54,520
56,230
55,501
経常利益
1,304
1,317
1,004
△ 242
当期純利益
203
640
856
473
資本金
1,080
1,080
1,080
1,080
純資産額
32,666
32,799
36,250
34,665
総資産額
41,751
41,725
47,657
46,710
自己資本率
78.2
78.6
76.1
74.2
現金等
7,123
7,320
7,431
11,519
従業員数
1,673
1,673
1,749
1,749
 
連結/百万円
2015年期
2016年期
2017年期
2018年期
売上高
58,004
46,307
41,079
37,388
経常利益
633
△ 4,436
△ 5,144
△ 5,313
当期純利益
359
△ 4,567
△ 7,259
△ 3,240
資本金
1,080
1,080
1,080
1,080
純資産額
34,464
26,024
17,648
12,729
総資産額
45,712
37,685
29,169
20,927
自己資本率
75.4
69.1
60.5
60.8
現金等
10,971
3,853
1,806
2,501
従業員数
1,744
1,662
1,489
1,264

 


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