ロシアのプーチン大統領は19日の年次記者会見で、「これらの島(北方領土)に米国の攻撃兵器が配備されないという保証はない」と述べた。日米安全保障条約が、日ロ平和条約締結の障害になっているとの見方を改めて強調した。米国が日本の領土に中距離ミサイルを配備することで日本側と合意しつつあるとの情報が出ているとも指摘し、ロシアの脅威になっているとの懸念を示した。
日ロ間の懸案である平和条約締結問題については、解決策は「まだない」と述べた。
北方領土の帰属を巡る問題が依然として平行線をたどっていることを示唆した。
ただ、「過去に一度言ったように『引き分け』でなければならない」とも語った。
日本の柔道用語の「引き分け」という言葉を使い、日ロ双方の社会に受け入れ可能な解決策を引き続き、日本側と探る考えを表明した。
以上、
プーチンの施政下で何かしらまとめなければ、未来永劫帰ってこない可能性が高い。