アイコン オマーン湾で中・露・イランが合同軍事演習発表 米牽制  日本も派遣へ

Posted:[ 2019年12月27日 ]



中国国防省は26日、12月27日から30日まで中国、イラン、ロシアの3ヶ国が、アラビア半島沖のオマーン湾海域で軍事演習を行うと発表し、軍事、経済両面でイランへの圧力を強めるアメリカをけん制するねらいがあると見られる。

国防省の呉報道官は、「中国は演習にミサイル駆逐艦を派遣する」と述べるとともに、演習の目的については「3ヶ国の海軍の交流を深め、世界の平和と海上の安全を共同で守るために演習を行う」としている。

イランをめぐっては、アメリカのトランプ政権がホルムズ海峡を通る船舶の安全を守るためとして有志連合を結成し、イランへの軍事的な圧力を強める一方、イランの企業や高官への制裁を相次いで科すなど、強硬な姿勢を示している。これに対して中国は、イランへの一方的な制裁に反対する立場で、軍事演習を通じてアメリカをけん制することでイランとの関係を強化したいねらいがあると見られる。



またイランとしては、中国やロシアとの軍事的な関係を強めることで、国際社会での孤立を防ぎたいねらいがあるものと見られる。

ドイツの国民が世界の脅威のみなしている人物は、トランプが41%、金正恩が17%、ハメネイが8%の3位、トランプが一番脅威になっている。
危険な指導者のいるワースト国でも、米国が1位で、ロシア、中国、北朝鮮、イランとなっている。
トランプの親はドイツからの米移民。ヒトラーと姻戚関係にあるかどうかは不知。
以上、

日本は、イラン首相に説明した上で、オマーン湾に軍艦を派遣することを決定している。
これまで日本は、ソマリアの海賊対策にアラビア半島からアフリカにかけてのアラビア海に軍艦を派遣しているが、今回は、それに加え、米軍+サウジ連合軍(サウジ+UAE)×イラン軍との非公式な攻撃合戦、米軍の有志国軍派遣に実質応え、日本船舶などを守護するため派遣する。くれぐれも日本の軍船はイラン領海に入らないでもらいたいものだ。ハメネイの革命防衛隊は何をしでかすかわからない。ISからイラク第2の都市であったモスル奪還に中心的な役割を果たしたのは、イラク軍でもイラン軍でもなくハメネイの革命防衛隊である(イラン軍イラク派遣はオバマ米大統領が要請していたもの)。

今年6月13日、日本船舶2隻がオマーン湾のホルムズ海峡入り口付近で、攻撃を受けている。
中国はアフリカでアラビア半島に近い紅海の入口のジブチに巨大な海軍基地を完成させている。99年間借用。

構図(1)ペルシャ湾+ホルムズ海峡+オマーン湾
サウジ+(エジプト)+UAE(+米軍)
×
イラン(イエメン・フーシ派を支援していることから敵対視されている面もある)
中立:クウェート・カタール(エジプト・サウジ・UAEが国交断絶)
不明:バーレーン(ペルシャ湾の小さな島国、スンニ派の王国だがシーア派がスンニ派より倍以上多い)
(米国はイランと敵対するイスラエルを支援するためもある。米福音派とユダヤ教が連携、義理の息子がユダヤ人でユダヤ教、福音派の票は大統領選で欠かせない大票。そのため核合意離脱・イラン制裁を行いややこしくしている)

構図(2)イエメン内戦
イエメン・フーシ派(シーア派)+(イラン支援)
×
イエメン暫定政権(力なし)+サウジ+サウジ有志国(UAE+クウェート+カタール+ヨルダンなど)+(米軍)

構図(3)シリア
シリア政府+イラン+ロシア+レバノン・ヒズボラ
×
反政府勢力(まとまりなくほぼ崩壊)+米軍+サウジなど有志国+イスラエル
×
トルコ(クルド族問題でシリアに進駐)+米トランプ

 

1227_02.jpg

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。