アイコン 株価暴騰の深センドローンのイーハン=EHangは本物かそれとも 大口契約は虚偽か?暴落は・・

億航智能(EHang):都市間の旅客輸送や運送用のドローン開発・商業化を目指している。
2014年12月設立、創業者兼会長兼CEO胡華智(Hu Huazhi)/本社:中国広東省広州市
2016年、「EHang184」世界初の旅客用無人航空機開発、最大積載量220ポンド、25分間飛行。空撮用ドローンは、中国、米国、オーストリア、オランダ、カタール、UAEの6ヶ国21都市で数千回の試験飛行やデモ飛行実施。
2017年2月、旧正月イベントで1000機編隊飛行のパフォーマンス成功
2018年5月、破産申請(民事再生)
2020年7月、東シナ海・山東半島煙台で4人乗り「216」で観光遊覧飛行開始
2020年8月、消防用ドローン「216F」開発、高層ビル火災向け等
2020年8月、「ドローン」生産の新工場
広東省雲府市に当初年間生産能力600台予定、現地政府の支援を受け約600万米ドル(6.3億円)投資。
2019年12月、NASDAQ National Market System上場
2020年8月、医療救急用のドローン開発を目指す国際プロジェクト「Ambular」参画決定、2人乗り「216」で実績
2020年11月、韓国ソウル市が「EH216型ドローン」2機を約4000万円で購入、米俵乗せ7分間ソウル市上空で試験飛行のパフォーマンス実施
以上、真意のほどは不明

 

<株価暴落>
イーハンの株価は今年に入り6倍に跳ね上がっていた。
米投資情報会社のウルフパックリサーチは16日、「墜落する運命であるイーハンの株価急騰」という報告書をまとめた。報告書は1月中旬に中国のイーハン本社と工場、イーハンと契約を結んだ企業などを直接訪ねて作成。特にイーハンの無人航空機購入契約に約500億円を投じたクンシャンは契約9日前に設立された企業という内容が盛り込まれている。 ウルフパックリサーチはクンシャンとイーハンの契約について、「イーハンの株価を引き上げることに関心があるとみられる顧客(クンシャン)との虚偽の販売契約を基盤とした精巧な操作」と明らかにした。

報告書によると、クンシャンの住所地3ヶ所のうち2ヶ所は虚偽。1ヶ所はクンシャンと全く関連がないホテルの住所で、もう1ヶ所は11階建ビルの13階になっているという。また、中国・広州にあるイーハン本社にもドローンタクシーを生産するための基礎的な設備が足りていないという。

当報告書の発表により、16日のナスダック市場では前日120ドル以上を記録したイーハンの株価は▲62%以上暴落し46.30ドルで取引を終えた。17日は一転して上昇に転じ前日比47%高の68ドル前後で推移している。
どうなることやら。
調査報告書では広東省の地方政府が支援している雲府市の新工場の確認はしてないようだ。
同社は2019年の上場により同年12月決算では約50億円の自己資本を形成しており、即潰れるということはないように思われるが・・・。20年12月期の決算はまだ発表されていない。
従業員数は240人、工場投資にどれほど使用しているのか、それ次第では資金繰りは厳しくなっている可能性もある。株価を吊り上げて、顧客に儲けさせ、その儲け分をイーハンに還元投資してもらうということも十分考えられる。
新コロナ惨禍の世界、やっと世界で民用でEV生産が本格化し出したものの、官用ドローンに対するニーズは、新コロナ経済対策で財政が悪化しており、今後緊縮され、そのニーズは限られようか。民用も数年は様子見になることだろう。
どこまで信じていいのか、何でもありの中国だ。

 


スクロール→

イーハンの業績 単位CNY=元(16.38円)

連結/千元

17/12

18/12

19/12

売上高

31,695

66,487

121,814

営業利益

-125,917

-74,349

-46,345

税引前利益

-81,391

-80,225

-47,166

当期利益

-87,433

-79,113

-48,545

総資産

153,298

124,671

449,413

自己資本

114,284

59,194

311,574

自己資本率

74.6%

47.5%

69.3%

資本金

35

35

72

有利子負債

---

---

32,534

 

0218_01.jpg

 

↓EHang216ドローン

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↓雲府新工場(CG) EHang発表の構想図

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↓広州市の本社
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[ 2021年2月18日 ]

 

 

 


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