中国の税関当局は14日、2019年通年の貿易統計を発表した。
それによると、輸出額は前年比0.5%増の約2兆4984億ドル。一方、輸入額は▲2.8%減の約2兆768億ドルで、貿易額は▲1.0%減の4兆5753億ドルとなった。
中国の年間の貿易額がドルベースでも減少したのは3年ぶり。
これは東南アジアの国々や、習近平指導部が提唱する「一帯一路」の関係国との貿易が拡大した一方で、互いに高い関税をかけあうアメリカとの貿易が、▲14%余り大幅に減少したことによるもの。
米中両国は今月15日に、貿易交渉に関する第1段階の合意文書に署名することになっていて、アメリカ側はその1ヶ月後に、中国からの輸入品にかけている追加関税を一部引き下げる方針。
これによって、第2段階の制裁緩和に進み、さらに米中の貿易摩擦の緩和につながるか、中国の貿易額が回復するか、注目されている。
以上、ドルベース
一方、元ベースでは、
中国税関総署が発表した2019年通年の元建て輸出は5.0%増。輸入は1.6%増。貿易収支は2兆9200億元の黒字だった。 うち、2019年の元建て対米貿易は▲10.7%減少した。
中国、2019年貿易額ドルベースで▲1.0%減、元ベースではプラス維持