米中貿易戦争は中国では愛国心強化が図られており、自動車やスマホ・ブランド物の購買に大きく影響してきている。
24第1四半期、世界でのスマホ販売台数は7.8%と好調だが、№1・2のサムスンとアップルは前年同月比落としており、小米と伝音が大きく伸ばしている。
また、中国ではHuaweiが4位ながらトップからのシェア差は1.9ポイントしかなく、元Huaweiの一部門だったHonorを加えれば32.9%のシェアとほかを圧倒するほど復活してきている。ただ、米国のエンティティリストに両社は掲載され、グーグルのアンドロイドは使用できず、独自OSでの販売となっている。
スマホの小米は、家電進出、EVにも進出した。4月から初出荷となるEV=電気自動車「SU7」の納品も開始されたがハンドルもアクセルも効かない常態の車内映像がSNSで公開され問題となっている。