アイコン 中国でApple-iPhone▲30%の大幅減 23年第4四半期は▲10.6%減


ロイター通信は、米アップルのスマートフォン「iPhone」の中国での販売台数が2024年第1週に前年同期比で▲30%減少したと報じた。

米金融グループ、ジェフリーズのアナリストは、その要因について、ファーウェイ(華為技術)など中国の競合企業との競争激化を挙げている。

中国の新浪科技は、SNS微博の投票機能を使い、「iPhoneの中国販売が急減した要因」について、
1、「本体のアップデートが少ないため、買い替えるには魅力不足」
2、「低スペックなのでコスパが悪い」
3、「競合企業による蚕食」
4、「乗り換える人はもういない業界の現象」
5、「その他」
の五者択一で読者に尋ねた。

 

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結果、1192人が回答し、
1、「本体のアップデートが少ないため、買い替えるには魅力不足」が48.0%で最も多かった。
2、次に「低スペックなのでコスパが悪い」が21.7%、
3、「乗り換える人はもういない業界の現象」が19.5%、
4、「競合企業による蚕食」が9.3%、
5、「その他」が1.4%だった。
以上、

中華スマホ勢「Huawei」「Lenovo」「Xiaomi」「OPPO」「vovo」
アップルは中国市場で苦戦しており、テスラ同様、新製品の「iPhone15Pro 」、「iPhone15Pro Max」を通販などですでに▲16%引きで売られている。

アップルは、市場の販売台数が頭打ちになり、加えて不況、そうした中で売上高も営業利益も増加させるには、販売価格を引き上げるしかない。
プレミアム価格帯が700ドル台から、1000ドル台へ、そして1500ドル台を突破している。

アップルと同じ境遇のサムスンGALAXYだけと競争するのならば、それでも満足できようが、中華スマホの台頭では、大幅にスペックを引き上げ、格差を広げなければ、アップルプレミアム価格より3~500ドル安価な中華スマホに大きく流れる。
アップルでは折り畳み式が2023年にも発売されると予想されたが遅れている。GALAXYや
中華勢の折り畳み式が先行している。
また、「Huawei」は「Mate 60 Pro」で、西側が不可能と見ていた7ナノのSMIC製「麒麟9000s」チップ搭載し、品質・性能も遜色ない。

<香港紙による中国スマホ市場の第4四半期>
香港ニュースポータルの香港01は9日、中国の昨年第4四半期(10~12月)のスマートフォンブランド別アクティベーション数(スマホを使用できる状態に機能させた数)で、中国通信機器大手ファーウェイ(Huawei)が、前年同期に比べ80%近い伸びを見せた
一方で、米アップルのスマートフォン「iPhone」の劣勢が加速しているとする記事を掲載した。

記事が、中国メディアの報道を引用する形で伝えたところによると、
中国の昨年第4四半期のスマートフォンブランド別アクティベーション数ランキングのトップ6は、
1、一位のアップルは、1501万台(市場シェア20.0%)で、前年同期の1678万台から▲10.6%減少
2、中国のシャオミ(Xiaomi。低価格Redmiシリーズを含む)は、同38.4%増の1180万台(市場シェア15.7%)
3、ファーウェイは、同79.3%増の1146万台(市場シェア15.3%)
4、オナー(Honor)は、同12.9%増の1111万台(市場シェア14.8%)
5、OPPO(ハイエンドブランドのOnePlusとグループのrealme含む)は、▲15.1%減の1043万台(市場シェア13.9%)
6、vivo(サブブランドiQOO含む)は、▲12.5%減の1026万台(市場シェア13.7%)。
の順となった。
(OPPOとvivoは兄弟会社、音や映像を強化したカテゴリーキラー製品を輩出してきた)
ルがした。


スクロール→

2023年第4四半期の中国スマホ市場

 

販売台数/百台

前年同期比

シエア

サブブランド

Apple

150,116

-10.6%

20.0%

 

Xiaomi

118,021

38.4%

15.7%

Redmi

Huawei

114,657

79.3%

15.3%

 

Honor

111,116

12.9%

14.8%

 

OPPO

104,399

-15.1%

13.9%

realme

vivo

102,642

-12.5%

13.7%

iQOO

その他

50,549

 

 

 

合計

751,500

-7.2%

その他は前年同と仮定

・販売台数は同期間のアクティベーション数による/出典:香港01紙

 

記事は、「iPhoneのナンバーワンの座が試練を受けている要因」として、「Xiaomi 14シリーズやHuawei Mate 60シリーズなどの国産ハイエンドフラッグシップモデルが飛ぶように売れ、iPhone 15シリーズの売れ行きに影響を与えている」ことを挙げた。

以上、

[ 2024年1月15日 ]

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