アイコン 北海道新幹線延伸軌道工事談合、全国9社立入検査 官製談合の疑い 三軌建設も

Posted:[ 2026年5月20日 ]

公正取引委員会は19日、北海道新幹線の延伸工事を巡り、国の外郭団体「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が発注する軌道工事の入札で談合を行った疑いがあるとして、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、JRグループ系の建設会社など計9社に立ち入り検査した。
発注者の同機構も談合に関与した可能性があるとして立ち入っており、公取委が実態解明を進める。

受注側で立入検査を受けているのは、
JR北海道グループの「北海道軌道施設工業」(札幌市)、
JR東日本グループの「ユニオン建設」(東京都目黒区)、
JR西日本グループの「大鉄工業」(大阪市)と「広成建設」(広島市)、
JR九州グループの「三軌建設」(福岡市)と「九鉄工業」(北九州市)、
東証プライム上場の「東鉄工業」(東京都新宿区)/JR東日本が筆頭株主
名証上場の「名工建設」(名古屋市)/JR東海が筆頭株主
仙台市の「仙建工業」/JR東日本の路線管理業務
の9社。

 



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すでに入札が行われた5工区(全10工区)の結果
【落札5社】
大鉄工業・・・(渡島南 工区)
三軌建設・・・(渡島北 工区)
ユニオン建設・・・(倶知安 工区)
名工建設・・・(長万部 工区)
広成建設・・・(ニセコ 工区)

【入札参加3社・・・上記5工区では落札しなかったものの入札に参加した3社】
北海道軌道施設工業 札幌市東区
仙建工業 仙台市青葉区
九鉄工業 北九州市門司区

 関係者によると、9社は延伸する新函館北斗―札幌間(約212キロ/トンネルが8割)に敷設するレール設置などの軌道工事に関する入札で、事前に話し合って受注予定者を調整していた疑いがもたれている。
発注者の同機構側も談合に何らかの関与をしていた可能性があるという。
 延伸区間は10工区に分けてレールなどの敷設工事を行う計画で、既に24~25年に5工区に関する入札が実施された。
5工区について落札したのは、大鉄工業、ユニオン建設、名工建設、広成建設、三軌建設の5社で、落札総額は計約200億円に上る。
 公取委は各社が工区を分け合って、安定的な利益確保を図ったとみており、今後行われる予定の残り5工区の入札でも、他の4社らが落札に向けて合意があったかについても調べる模様だ。
お上が関与していた疑いがもたれており、官製談合の疑いもある。
以上、報道参照

リニアのように機構ではなく民間(JR東海)に工事をさせていた場合、よほどでない限り談合で摘発されることはない。政治家も絡めばなおさらのことだ。
リニア工事区間では、発注者のJR東海の子会社のJR東海建設がJVの筆頭やJVメンバーとしていくつもの区間や駅舎工事を受注していた。しかし、発注・受注は公明正大で忖度は一切なかったようだ。
・・・立件されても刑事訴追されるかは、政府首脳陣の力加減。
今や予算がなければ受注しないというゼネコン業界、一方で、官庁工事でボロ儲けしている(既報のスーパーゼネコン決算参照のこと)
なお、北海道新幹線は、2024年開業予定で進められたが、その後、工事費の高騰、難工事のトンネルも多く、工事が遅れ、30年に開業予定に、そして今回さらに2036年~38年に延期されている。

推測・・・・沿線沿いの人口は今後10年でも減少が進み、一方原価となる工事費は資材が政府の超円安政策が続き高騰、2014年当初の建設予算は3360億円、2025年に1000億円増額、最終1.2兆円が予想され、ランニングコストも現在より当然上昇、2038年に開業しても採算性は論外となる。(函館市の人口は2013年27.4万人、2023年24.1万人/2035年19万人台の予想/国立社人研)

東京-札幌間、飛行機利用者(1020万人/2025年)が新幹線に移行する数は僅少、結果、採算性度外視の観光新幹線になる可能性が100%ではないだろうか。
函館北斗駅までの既存新幹線の運行では毎年100億円以上の赤字となっている。それは札幌まで通じていないことからだとしているが、2026年から数えても毎年100億円赤字、10年間で1000億円の累積赤字を抱えることになる。
俺ぁが土地にも新幹線をと各地の権力者たちが叫び続けている。
・・・中国の新幹線は景気回復のインフラ投資もあり、延4.8万キロも造り続け、6.4兆元(140兆円)の累積赤字となっている。累積赤字には、列車は停車せず、使用もされていない幽霊駅が多数存在も含まれている。
 
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