アイコン アサヒビール/カルピス買収へ

アサヒグループホールディングスは、ビール以外の飲料事業を強化するため、「カルピス」を買収する予定。
同社はは、「カルピス」の親会社の「味の素」から1000億円程度でカルピスを買収する方向で最終調整に入っている。
アサヒはビール系では国内トップの売上高を計上しているが、ビール以外の飲料については国内4位、この分野の強化を課題としていた。

乳酸菌飲料商品で高いブランド力を持つカルピスを買収することにしたもの。
買収が実現すれば、アサヒの飲料分野の売上高は、約4,500億円となり、国内3位に浮上する。
国内の飲料メーカーを巡っては、少子高齢化などで国内市場が伸び悩むなか、商品開発や販売競争が一段と激しくなっている。昨年はサッポロがポッカを子会社化、再編によって競争が加速するものと思われる。

カルピスの売上高は、2010年3月期1,056億26百万円、純利益は9億71百万円、純資産は558億47百万円。
カルピスは2007年10月、味の素が買収して完全子会社にした。アサヒとカルピスとの関係は2007年12月自動販売機部門のアサヒカルピスビバレッジ(株)を設立するなど、関係はあった。

[ 2012年4月27日 ]
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