米住宅金融最大手ウェルズ・ファーゴ/2300人削減 2割
米住宅金融最大手ウェルズ・ファーゴ は、金利上昇に伴い借り換え需要が減少しているため、住宅ローン組成部門で2300人を削減する。
これとは別に、より小規模な削減が、この数週間、全米各地で実施されたとされる。同社の発表によると、住宅ローン担当者は3月末時点で1万1406人、その約20%を削減いるという。
同社は、金利上昇に伴う借り換え需要縮小により住宅ローンが、年内は鈍化するとの見通しを示していた。
同社の借換需要は、1~6月(上半期)に、住宅ローン市場の70%を占めていたが、最近は申請の約50%まで減少、今後数ヶ月でさらに低下する可能性があるという。
以上。
米国の金融引き締め方針が、これまで世界に投資されたドル垂れ流し資金が、アメリカに回収されていることから新興国の貨幣が暴落、急激にその成長を鈍化させている。
グジュグジュして煮えきれない米金融規制当局のやり方は、世界経済を考えない米至上主義のままのやり方である。はっきり、月の経済指数がこうなったら、こうすると断言すれば、これほど、世界の金融市場も右往左往しなかったであろうが、その決断の悪さに、金利も上がり、株価も下がり、アメリカ経済の指数は悪化傾向にある。
アメリカで、金利が上昇から、住宅ローンが悪化しつつある情報は7月からあるが、7月の中古住宅販売件数を見る限り、上昇している。その後金利上昇で急激に悪化しているのだろうか。
アメリカの住宅販売件数 月別推移
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中古住宅販売件数
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新築販売件数
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/百万戸
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/千戸
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2013年7月
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5.39
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2013年6月
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5.06
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497
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2013年5月
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5.14
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459
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2013年4月
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4.97
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453
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2013年3月
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4.94
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443
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2013年2月
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4.95
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445
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2013年1月
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4.94
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458
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2012年12月
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4.90
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396
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2012年11月
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4.96
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398
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2012年10月
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4.83
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365
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2012年9月
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4.78
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384
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2012年8月
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4.84
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374
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[ 2013年8月22日 ]
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