アイコン 冷凍エビ輸入価格高騰 タイなどエビ養殖大量死 価格跳ねる 

エビの大産地である東南アジアの養殖場で、病気が原因の大量死が深刻になっており、この影響で、日本向けの冷凍エビの卸売価格が高騰、国内のスーパーや外食業界などの間で影響が広がっている。

タイやベトナムにあるエビの養殖場では、「バナメイ」という種類のエビで今年4月ごろから、バクテリアを介した病気が広がり、大量死が深刻になっている。

世界最大の輸出国のタイでは、この影響で年間50万トンあった生産量が、今年は半分にまで落ち込むとみられている。

日本で、エビフライなどの加工食品や蒸しエビなどに使われる冷凍エビは、タイなどから輸入されているが、卸売価格は輸入量が落ち込んでいる「バナメイ」だけでなく、同じような用途に使われる「ブラックタイガー」も、4割から5割程度高騰しているという。

タイ産のエビの高騰を受け、冷凍エビをインドやバングラデシュ産に切り替えているところもあるが、仕入価格は比較的安かった去年の同時期に比べると2倍になっているという。

今後、病気を引き起こしたバクテリア対策から、抗生物質など投与されるものと思われ、日本への輸入では残留濃度のチェックが必要となる。しかし、日本政府は東電よろしく企業任せにし、チェックなど何もしないだろう。

[ 2013年10月 7日 ]
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