コカコーラ・ウエスト/第3四半期 南九州コカ買収効果 猛暑効果は?
1、同社の飲料事業は、平成25年4月1日付で株式交換により南九州コカ・ コーラボトリングを完全子会社化したことにより、売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ302億78百万円増加し、2,993億24百万円(前年同期 比11.3%増)となった。営業利益は、吸収合併と猛暑による売上増から前年同期比52.4%増の93億6万円となった。
因みに、南九州コカ社 の2011年12月期の売上高は、803億12百万円、営業利益31億99百万円であった。しかし、ウエスト社からも南九州社へ商品供給しており、その取 引額は合併で内部売り上げとなり相殺され、結果、302億78百万円の売上増となっている。そのため、猛暑による売上げ増加等は判明せず、同社からも説明 なされていない。
2、(青汁)キュウサイのヘルスケア・スキンケア事業は、主に基幹商品の販売が好調であった影響等により、売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ5億39百万円増加し、278億93百万円(同比2.0%増)となった。営業利益は、CM等広告宣伝を強化したことにより前年同期比▲8.7%減の39億42百万円となった。
(主にTV通販事業であり、TV-CMをケチれば売上げは落ちる、また、マンネリ広告でも落ちる。新製品とTV-CMは必須アイテムである)
これにより、合計売上高は、前第3四半期連結累計期間に比べ308億18百万円増加し、3272億18百万円(同比10.4%増)。営業利益は同比27.2%増の133億02百万円となった。
アベノミクスを反映して、製造業において就職者が増加しており、自動販売機を工場などに設置する同社に与える影響は大きい。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年12月第3四半期
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296,400
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10,457
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10,460
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4,507
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13年12月第3四半期
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327,218
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13,302
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14,017
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15,832
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13/Q3/12/Q3比
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110.4%
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127.2%
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134.0%
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351.3%
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13年12月期予想
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440,600
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17,800
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17,900
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17,700
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13期予想/12期比
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114.0%
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132.2%
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129.3%
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293.5%
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12年12月期
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386,637
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13,463
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13,845
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6,031
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11年12月期
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399,717
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16,469
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16,044
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6,997
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10年12月期
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375,764
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12,003
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12,659
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7,582
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