セブン&アイ/UCCから通販のニッセンを買収
セブン&アイ・ホールディングスは、ばぁっとせず先般UCCが筆頭株主になっていた衣料通販のニッセンを買収すると発表した。
セブン&アイは、今後、ネット通販事業を強化するための買収としている。
買収は、51%超の株を取得するとして、公開買い付けを実施、不足する場合は、ニッセンがセブン&アイに対して第3者割当増資を行い取得する。
なお、ニッセンの筆頭株主のUCCは、賛同しており、持株比率19.98%、12,683千株をセブン&アイに売却する。
セブン&アイでは、ニッセンの売上高(24/12期の売上高1766億13百万円)を3年で3倍にすると意気込んでいる。
セブン&アイグループとイオンの競争激化、進む少子化、あまり食せず買物もしなくなる高齢者の急増など、流通業界を取り巻く環境は穏やかではない。
セブン&アイは、ニッセンのカタログ販売やネット通販の技術を高く評価しているとのことである。
買収価格は、1株当たり410 円、2日の終値は317円、29.3%のプレミアムが付く。3日はストップ高。
[ 2013年12月 3日 ]
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